失はれた地平線のレビュー・感想・評価
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プロパガンダに利用されたらしいです
キャプラ先生の名作ですが、愛国と反共に利用された経緯を納得させるようなストーリー展開です。
現代お視点からは、あまりの理想主義に若干の説教寄りも感じますが、昭和9年の段階でこの啓蒙的な内容は、巷間話題となったでしょう。
ただし、キャプラ先生の小気味よい演出は全く色あせていません。
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冒険物語とSF、更にファンタジーがミックス
キャプラ監督作品としては、随分と毛色が違う世界に挑戦していた。後のインディ・ジョーンズシリーズの様な冒険物語とSFもの、更にファンタジーがミックスされた印象で、散らかってる印象もあり大成功とは言い難いが、随分と時代の先をいってる様には思えた。
〈シャングリラ〉で 退屈した
子供の頃 リメイク版(1973)を見て、失敗したな、と思った (笑)
でも 製作者と監督がこの原作に惹かれるのは理解できた
理想主義者のキャプラ監督の作品の方は
時代により戦争批判部分の他にも、共産主義批判目的の為にカットされた
修復されたが その傷跡を見ることが出来る
画面も美術も 美しい
なのに シャングリラ滞在場面で退屈してしまう…
葛藤が感じられないからだろうか?
到着する迄と 立ち去り、戻って来る場面は素晴らしいのだが…
サンドラ役の ジェーン・ワイアットが伸びやかで
魅力的
まだ若い コンウェイの弟以外の他のメンバー
(実人生で紆余曲折を経験した)がシャングリラに
馴染んでいってしまうのは わかる
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