幼なじみ

劇場公開日:

解説

幼なじみの白人少女と黒人少年の純粋な愛と、それを優しく見守る家族の愛情を「マルセイユの恋」のロベール・ゲディギャン監督が描く感動作。現代アメリカを代表する黒人作家ジェームズ・ボールドウィンの『ビール・ストリートに口あらば』を、舞台をニューヨークのハーレムからマルセイユに移して大胆に脚色した。

1998年製作/113分/フランス
原題:A la place du coeur
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2001年5月19日

ストーリー

南仏の港町マルセイユ。16歳の少女クリムは、今日も恋人ベベのもとを訪れる。彫刻家を夢見る18歳の黒人青年のベベは、人種差別主義者の警官によって無実の罪でレイプ犯として刑務所に投獄されたのだ。クリムは今日は、特別な知らせを持ってきていた。ベベとの子どもがお腹に宿ったのだった。クリムとべべの家族はふたりの若き恋人たちのために、べべの無実を晴らそうと奔走する……。

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映画レビュー

3.0『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)と同一原作

2021年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 逮捕される直前にクリムは妊娠しているのですが、赤ん坊のためにもベベを救おうとする家族愛が素敵です。憎まれ役は人種差別主義の一人の警官のみ。主人公のクリムも純粋そのもので可愛かったです。

 しかし、淡々と流れるストーリーにはいささか不満。伏線である失業問題や戦火のサラエボについての話が薄すぎました。

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kossy
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