劇場公開日 1977年8月13日

「中弛みはあるが物語は面白い」鷲は舞いおりた Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5中弛みはあるが物語は面白い

2017年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

総合70点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 話としては面白かった。原作が有名な小説らしく、設定も展開も大筋としてはよく出来ていた。いつか原作を読んでみたい。しかしながらイギリスにデブリンが潜入してからの村での描写が長くて中盤で散漫として中弛みした。長めの作品なのでもっと要点を簡潔に絞ったほうが良い。
 登場人物も良かった。特にデブリンは英国に迫害されて活動家となった複雑な過去があり、その活動内容と人物像に魅力があった。演じたドナルド・サザーランドもいい出来で、彼が似たような役を上手く演じた『針の目』を思い出させる。その他にも暗い過去を持ち英国を恨む女、敗色濃厚な中で総統の気まぐれから始まった大仕事に軍人として本気を出す大佐、能力がありながら不遇の日々を送る特殊部隊と、特にドイツ側の登場人物に魅力があった。ただ作戦の成否を描くだけでなく、登場人物の背景にも光を当てている。

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Cape God