ワイルド・スタイル
劇場公開日 2015年3月21日解説
1982年のニューヨーク、サウス・ブロンクスを舞台に、ひとりのグラフィティアーティストの生きざまを描いたドキュメンタリードラマ。DJ、ラップ、ブレイクダンス、グラフィティアートからなるヒップホップカルチャーを世界に広めるきっかけにもなったと言われる作品。社会に不満を抱く青年レイモンドは、そのはけ口をグラフィティアートに求めていた。夜な夜な地下鉄の操車場に忍び込んでは地下鉄車両にスプレーでグラフィティを描き、「ゼロ」とサインする。ゼロの作品はやがて評判を呼び、彼のタッチを真似た絵も出回っているが、不法行為であるためレイモンドは自分がゼロであることを恋人にも明かすことができない。そんなある日、レイモンドはアーティストとして華やかな表舞台に立てるチャンスを得るが、アンダーグラウンドの世界で自由に描くこととの狭間で揺れ、思い悩む。実際のグラフィティライターやダンサー、DJ、ラッパーなども多数登場し、ヒップホップムーブメントが生まれる瞬間を鮮明に描き出した。
スタッフ
- 監督
- チャーリー・エーハーン
- 製作
- チャーリー・エーハーン
- 脚本
- チャーリー・エーハーン
- 撮影
- クライヴ・デイヴィッドソン
- ジョン・フォスター
- 音楽
- クリス・スタイン
- フレッド・ブラズウェイト

関連ニュース
- ジェイデン・スミス、音楽ドラマにグラフィティアーティスト役で出演(2015年6月17日) ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス(「ベスト・キッド」「アフター・アース」)が、バズ・ラーマン監督が手がける音楽ドラマ「The Get Down(原題)」に出演することが... 続きを読む
- ヒップホップカルチャーを世界に広めた金字塔、3月21日上陸&予告公開(2015年2月28日) ヒップホップカルチャーを世界に広めたと言われる伝説の映画「ワイルド・スタイル」(1982)が、3月21日に劇場公開されることが決定し、予告編がお披露目された。82年の米ニュー... 続きを読む
- ニューヨークを舞台にした映画ベスト10(2012年1月29日) 米ニューヨーク・ポスト紙が、ニューヨークを舞台にした映画のベスト10を発表した。ニューヨークが舞台の映画は、枚挙にいとまがない。傑作も多いが、同紙はなかでも「街そのものと、そ... 続きを読む
- 逮捕されそうになった!?「ボム・ザ・システム」主演俳優が語る(2005年8月30日) 街中にスプレーで思い思いのペインティングする落書きアート――“グラフィティ”に自身の存在意義をかける若者たちを描いた青春映画「ボム・ザ・システム」で、主演・製作総指揮を務めた... 続きを読む

映画レビュー
- 平均評価
-
3.6 (全3件)
-
ヒップホップ的世界遺産な内容。 当時の荒廃したサウスブロンクスやリアルな彼らの生活ぶりが見れる貴重な映像が数々出てくる。 ...続きを読む
フレックさん 2015年5月5日 評価:4.5
このレビューに共感した/0人 -
NYの昔が見える映画、好きです なーんの情報もなく、時間の都合で見た。 画像が荒く、30年以上前のNYがどんどんスクリーンで現れて、みんなのファッション、メイク、ヘアースタイルがもうクラッシックで逆に新鮮に映ります(笑) 主人... ...続きを読む
Nobitoさん 2015年4月19日 評価:4.0
このレビューに共感した/0人 -
貴重な記録映画 シネマライズが、ヒップホップ好きな老若男女で賑わっててなんかいいなとおもった。80年代?ヒップホップがメジャーじゃなかったころ、ニューヨークの地下鉄がラクガキだらけだったころのリアルな風景が記録... ...続きを読む
Rubysparksさん 2015年4月3日 評価:5.0
このレビューに共感した/0人