ロングタイム・コンパニオン

劇場公開日:

解説

あるゲイのグループを、エイズが発見された81年から9年間にわたって描くドラマ。監督は「キスへのプレリュード」のノーマン・ルネ、製作はスタン・ヴロドコウスキー、エグゼクティヴ・プロデューサーはリンゼイ・ロウ、脚本は「キスへのプレリュード」のクレイグ・ルーカス、撮影はトニー・ジャネリィ、音楽はグレッグ・デベルスが担当。

1990年製作/100分/アメリカ
原題:Longtime Companion
配給:東宝東和
劇場公開日:1992年6月13日

ストーリー

莫大な遺産を相続したデイヴィッド(ブルース・デイヴィソン)、テレビドラマの脚本家ショーン(マーク・ラモス)、スポーツクラブのインストラクター、ウィリー(キャンベル・スコット)、ウィリーの友人のジョン(ダーモット・マルロニー)は同じビーチハウスを借り切って夏を過ごすゲイの仲間たち。彼らは81年7月3日の、同性愛者たちが原因不明のガンで死亡、という新聞記事を読んで一様にショックを受ける。ポール(ジョン・ドセット)の恋人で新人俳優のハワード(パトリック・キャシディ)がオーディションに合格し、ウィリーがファジー(スティーブン・キャフリー)と親密になったのもこの日だった。82年、ジョンがエイズで発病し、翌83年死亡する。ショーンも自分がエイズではないかという不安を隠せなくなっていた。84年、ポールとショーンが発病。ウィリーは見舞いにかけつけるが感染を恐れてショーンに触れたがらない。85年、デイヴィッドはショーンを家に引きとり献身的な看病をしていた。ハワードはエイズのために役をおろされる。同棲中のウィリーとファジーの関係も消極的になっていた。86年、ショーンが死亡。みとったデイヴィッドも翌87年あとを追うように世を去る。追悼式にウィリーら仲間たちが集まった。88年、ウィリー、ファジー、ハワードはゲイの救済運動に参加してエイズに対する理解を求めていた。89年、8年前と変わらぬビーチで、彼らは今後もエイズ根絶をめざして闘うことを誓い合うのだった。

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