ロック・イン・ブルックリン

劇場公開日:

解説

ブルックリンのハイスクールを舞台に、ミュージカル発表会“シング”にかける学生たちの熱意を描くミュージカル映画。監督はリチャード・バスキン、製作は「フットルース」のクレイグ・ザダン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「オール・ザット・ジャズ」のウォルフガング・グラッテス、脚本は「フェーム」のディーン・ピッチフォード、撮影は「グッドモーニング・ベトナム」のピーター・ソーヴァ、音楽はジェイ・グルスカ、編集は「フラッシュダンス」のバッド・スミス、「ウッドストック」のジア・ハギンズ、「ベスト・キッド」のスコット・スミスの三人、美術は「戦慄の絆」のキャロル・スピアーがそれぞれ担当。「ライク・ア・ヴァージン」「ニューヨーク・ニューヨーク」などのヒット曲がアレンジされ使用されている。

1989年製作/アメリカ
原題:Sing
配給:コロムビア・トライスター
劇場公開日:1989年9月23日

ストーリー

新しい都市計画の波に押されて昔の面影が消えつつある都市・ブルックリン。この地のセントラル・ハイスクールに女教師ランバルド(ロレイン・ブラッコ)が転任してくる。彼女はまもなく開催される、年に一度の下級生と上級生とが対抗して行うミュージカル発表会(通称「シング」)の存在を知る。このイベントの実行委員会の大役を校長(ジョージ・ディセンゾ)から命じられたランバルドは張り切り、自分を襲った不良学生ドミニク(ピーター・ドブソン)を実行委員会のメンバーにして更生をはかるなど前向きに行動していく。キャスティング・オーディションが始まるが、実行委員会がスカウトした連中のセンスのなさに、ドミニクはなんと不良グループから人材を集め、振り付けまで面倒を見てしまう。彼は同じ実行委員でユダヤ人の生徒ハンナ(ジェシカ・スティーン)と恋愛関係になる。だがドミニクの兄が、ハンナの母が細々と経営するレストランに強盗に入ったため、二人の仲はうまくいかなくなる。市の教育委員会は生徒の出席率低下を理由に81年間続いたこの高校を廃校処分にしてしまう。シングも中止を命じられ、この決定に反発した学生と地域住民は団結し秘密裏にイベントの準備を進める。ドミニクは兄の車に隠してあったハンナの店の売上金を見つけだし、ハンナに届ける。ついにシング開催の日、学生たちは教育委員会の職員を閉じ込めることに成功し、まず下級生の出し物「ロミオとジュリエット/ブルックリン版」が上演される。上級生の「アトランティスの火山」開幕直前、ドミニクとハンナはもとの鞘に収まるが、準主役のダンサーが失神するというハプニングが起きる。その代役をドミニクが立派に務め舞台はすばらしいものになった。

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