ロスト・ワールド ジュラシック・パーク

劇場公開日:

解説

現代によみがえった恐竜たちの姿を描いたスティーブン・スピルバーグ監督の大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編。ジュラシック・パークでの悲劇から4年。イアン・マルコム博士はインジェン社の会長ハモンドに呼び出され、ジュラシック・パークに恐竜を供給するための遺伝子工場「サイトB」がイスラ・ソルナ島にあることを知らされる。閉鎖されたまま放置された島では、恐竜たちが繁殖・野生化しているという。ハモンドから島の調査を依頼されたイアンは危険であることを理由に断ろうとするが、恋人である古生物学者サラが既に現地入りしていることを知り、彼女を助けに行くことに。しかしハモンドの甥ルドローはパークの再建を企てており、島に恐竜ハンターたちを送り込んでいた。前作に続いてジェフ・ゴールドブラムがイアンを演じ、恋人サラ役でジュリアン・ムーアが新たに出演。

1997年製作/129分/G/アメリカ
原題:The Lost World: Jurassic Park
配給:UIP
劇場公開日:1997年7月12日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第70回 アカデミー賞(1998年)

ノミネート

視覚効果賞  
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

写真:AFLO

映画レビュー

1.5登場人物に魅力がない。 ゴジラをジュラシックパークの世界観でやって...

2023年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

登場人物に魅力がない。
ゴジラをジュラシックパークの世界観でやってる。
小難しい会話も興味がそそられず。
今の世界の環境では巨大生物が存続できない。酸素濃度が違う。現代世界は巨木も育たない氷河期だから、恐竜が繁殖できるわけもない。
くだらない映画だった。
怖くもなんともない。
小説版のほうも面白くなかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Don-chan(Daisuke.Y)

4.0失われた世界‼️

2023年9月18日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

知的

私が天邪鬼のせいかもしれませんが、このシリーズ2作目は1作目より面白いと思う‼️というか映画ファンならこの作品の方が観ていて嬉しいと思う‼️タイトルだけでもサイレント映画の同名作品を思い出す年配の映画ファンが多いと思うし、恐竜をジープで追い、捕獲するシーンはハワード・ホークス監督の「ハタリ!」だし、崖っぷちでトレーラーハウスが宙吊りになるシーンは今年の「ミッション・インポッシブル:デッド・レコニングPART ONE」が参考にしてたし、ラストのティラノが街中で暴れるシーンは日本人が逃げるシーンも含めて「ゴジラ」ですね‼️スピルバーグ監督は1作目よりもこの作品の演出の方が楽しかったんではないでしょうか⁉️草むらで近づくラプトルを上空から捉えたショットや、マルカム博士が車のドアでラプトルと対峙したり、その娘が体操技でラプトルをやっつけたり、ティラノを船に閉じ込めたり、ただ逃げ回ってただけの1作目よりは恐竜映画になってました‼️待ってましたとばかり登場したラストのプテラノドンのカットも興奮したなぁ‼️

コメントする (0件)
共感した! 9件)
活動写真愛好家

2.0頭沸いてんのか?

2023年7月15日
スマートフォンから投稿

単純

興奮

基本的に前作以下。
サラとニックが人間より恐竜を優先して、
人が死にまくってるのに罪悪感が無くて違和感。
やってることが敵側。
ラストが取ってつけたような結末。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヤスナリ

3.0恐竜描写の技術は益々発展。 恐竜アクションの連続活劇❗

2023年7月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

午前十時の映画祭13にて。

誰もが驚愕した恐竜体験から4年後、再びスピルバーグが監督した本作は、より恐竜アクションに重点が置かれている。
金儲けを企んだ企業が恐竜を生け捕りにしてアメリカ本土に連れ帰るが、大惨事に発展するという大筋は『キング・コング』と変わらない。

立て続けに観ると、前作ほどのインパクトは感じられない(それは仕方ないだろう)が、連続活劇として描こうとするスピルバーグの工夫が随所に見られる。

まず、人間が襲われる一方だった前作では見られなかったシチュエーションが、恐竜ハンティングのシーンで展開。
これが、本作のテーマを示唆してもいるのだ。

ティラノサウルスに襲われるトレーラーのシークェンスは、一息つかせて次の危機、また一息つかせて次の危機の連続を、主人公たちを限られた空間に閉じこめた状態で見せる。
一転して、廃墟となったコントロールセンターのシークェンスでは、群れで襲ってくるヴェロキラプトルから逃げる主人公たちがバラバラになり、居住区の廃屋や朽ちた乗用車などの位置関係を使って、複数の攻防を立体的に見せている。
これらのアクションは本当によく工夫されていて感心するが、少々遊び過ぎな面も否めない。

そして、スピルバーグがどうしても撮りたかったという、恐竜の本土上陸シークェンスへと展開する。
ここで我等は東宝他の特撮怪獣映画を意識しないではいられない。
逃げる街の群衆の中に日本人らしき一行が見えるのは、スピルバーグの日本へのリスペクトだと思いたい。

リチャード・アッテンボロー演じるハモンド翁は、ジュラシックパークで生じた負債の責任を負ってインジェン社の社長の座を追われている。
失脚させたのは甥のルドロー (アーリス・ハワード)で、こいつが利益主義者のステレオタイプなのだが、計算高いようで頭が悪い。ジュラシックパークの惨事からは何ら学んでいないのだ。
ハモンド翁は、マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)たちを島(サイトB)に行かせて何をしたかったのか。甥の企みを知っていたはずで、ハンター隊より先に島に行って生態調査をさせたからといって、どうなるというのだろうか…。

本作の主人公はマルコム博士なのだが、前作とは別人のように好い人になっている。
悪い人だった訳ではないが、もっと斜に構えた人だったはず。

博士の元恋人の古生物学者サラ(ジュリアン・ムーア)と、娘のケリーの二人がやたらヤンチャ者で、無謀。

ハンター隊の隊長テンボ(ピート・ポスルスウェイト)は強面だが、優しさや気遣いの一面もあって、このキャラクターが物語の後半には全く絡まないのがもったいない。

悪だくみの首謀者たちがキチンと犠牲になることには溜飲が下がる思いだが、悪くない人も犠牲になる。ちょっとその辺りはスピルバーグらしからぬところか。

…と、物語の完成度にやや疑問ががあって、この映画は前作と違って低評価を浴び、興行的にも前作を下回った。
どうやら、次作の予定だった本土上陸エピソードを、スピルバーグが多忙で次作を監督できないため本作に盛り込んだのだ、とか。
そのためか、脚本の検討が緩くなったのかもしれない。
とはいえビッグコンテンツとしてシリーズは続くのだから、製作側としては失敗ではなかったのだろう。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
kazz
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「ジュラシック・パーク」シリーズ関連作品

他のユーザーは「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」以外にこんな作品をCheck-inしています。