ローズマリーの赤ちゃんのレビュー・感想・評価
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隣人や担当医の不気味な雰囲気は緊迫感がある。 しかし、呪い殺すとか...
隣人や担当医の不気味な雰囲気は緊迫感がある。
しかし、呪い殺すとか悪魔の子どもを身ごもるなどは、馬鹿馬鹿しい。
悪魔崇拝
2022年9月19日
映画 #ローズマリーの赤ちゃん (1968年)鑑賞
公開約1年後に、#ロマン・ポランスキー監督 宅が #チャールズ・マンソン のカルト教団に襲われ、監督の妻の女優 #シャロン・テート、親友等が惨殺される「テート・ラビアンカ殺人事件」が発生。妻は妊娠8か月だった
設定も演出もキモイし絵も難解なのに
出てくる人も演出もなんか気持ち悪いし、内容も不気味で分かりづらい、なのに何か引き込まれて、結局最後まで凝視させられたような作品です。さすが悪魔を扱う映画のメルクマール、といったところでしょうか。でも、個人的にはあんまり好きな作品ではありません。
特撮無くして引き出される怖さこそ本当のホラー映画!?
今から54年前の作品なので、現代風な派手な特撮も無ければ、血が飛び散る様な事も無く、ただ淡々と心理的に追いつめられていくヒロインの演技の妙に嵌る一品。
主演のミア・ファローはまさに嵌り役、オープニングの健康的な表情から徐々に変貌していくその容姿は絶対に一見の価値あり!
タイプは違うかもしれないが、日本の四谷怪談等もこうした系譜の作品なのだろう!?
ただ個人的なホラー映画ファンとしてはやはり物足りなさを感じてしまう事しきり・・・・・・・
それほどまでに現在のSFXの精度は現実と変わり映えしないほどの映像を見せられるので、どうしてもホラー映画としてはこうした心理的ホラーは受け入れにくいのかも・・・・・・・
ただこの作品が50数年前の作品である事を考慮すれば、充分に評価すべきであり、そこはR・ポランスキー監督の手腕によるところがやはり大きいのだろう!!
中学生の頃、TVで観たときはホラーだとも思っていなかった。
単なるローズマリーの妊娠時における幻覚と妄想が生み出した世界だと思っていたのだ。当時はカルト教団についても未だ知る余地もなく、サイケデリックな時代背景の中、ドラッグに潰れてゆく若者の映画が多かった。
周囲の人間が誰も信じられなくなる疎外感と、妊娠して夫の行動さえも不審に思えてくる主人公の心情がよく読み取れる映画なのだ。旧友たちを呼んでパーティをするシーンや、テリーとハッチ、心の拠り所となるべき友人に手が届かなくなる寂しさも痛々しかった。ラストの驚愕の表情を見せるミア・ファローが印象的。
産む道具
ローズマリーの妄想なのか現実なのかをラストまで明かさなかった(分からなかった)ので、捉え方によってはホラー映画にも女性映画にもなります。私が感じたのはやはり後者。
女性は産む、産まない、産めないといった妊娠に纏わるプレッシャーがあります。妊娠中は体調の変化で大変です。無事に出産が終わるかどうか、生まれてきた子供に障害があるかどうか、怪我をさせたらいけない、病気にしてはいけない、優秀に育てなくてはいけない等、日々様々な方面からのプレッシャーがあるのだと思います。
女性はそんな大変な思いをして出産したとしても、例えば本作の様に悪魔教のコミュニティを持続させる為に子供を盗られてしまったりするのです。私は悪魔教のコミュニティは人間社会のメタファーだと思いました。古来から個人より社会(村)を優先させてきたことを改めて突きつけられたようです。
子供を神様の生贄に捧げたり、戦地に送り出すのも同じ思想ですよね。もっとも、貧しい時代には自分の子供を殺したり売ったりするのが当たり前だったので、ローズマリーの恐怖は近代化で出生率が減少し裕福になった故とも言えます。と言っても、彼女の辛さは良く分かります。
やっと見れた
名作と噂の本作、何度もレンタルしていたが2時間超えなのと前半の退屈な内容にあまり面白さを感じませんでしたが今回ようやく全部見ることができました。
悪魔崇拝系かぁ
ちょっとヘレディタリーにも近いような内容
まあ昔の作品でこれは意外だったのであろうなと。
奥さんが狂ってきてるようにも見えるのでラストはなかなかでした。
作品じたいよりもマンソンの事件の話のがインパクト。
不気味な
巨匠の作品とは知らず見終わりました。
終始不気味な感じがしましたね。
映画の本質でない所が気になって、本当に注射や採血してたり、
アメリカの住居は土足で、そこを裸足で歩くところ。
しかも、入居当初は、床に座って食事して、そして愛し合う・・・
品があるホラー
作品を初めて観たのは20年以上も前、劇場公開はとっくに終わっていたのでレンタルビデオでしたが 霊やゾンビなどは出てこなく流血、残虐シーンもないのに心理的にどんどん迫って来る恐怖、恐ろしさに感動しました。そして ローズマリーの妊娠中から結末まで母性と言う点でも考えさせられる、子どもを愛おしく思う気持ちが溢れている作品で大好きです。DVDになっても 何回も観ています。今回 早稲田松竹で初めてスクリーンで鑑賞する事が出来、あらためて感動しました。名作だと思います。
となりの悪魔
ジョン・カサヴェテスを演出するロマン・ポランスキーって魅力的な二人、異彩を放つのは「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」や「マイ・ボディガード」でブッ飛んだ婆さんを演じたルース・ゴードンが、お節介で嫌ぁな存在感をコミカルにオスカー受賞も納得。
現実と悪夢が入り乱れヒステリックに陥る妊婦をオカルト混じりに描いていると思いきや、映像に映る出来事が物語の全てでありラストは冗談かと、恐怖よりも笑えてしまう全体的なオチ。
アル・パチーノ出演「ディアボロス/悪魔の扉」の前日譚に思えるような、、って、違うか!?
地味に淡々と進む物語、派手な描写も皆無で、最悪な事が起きる期待感を煽った演出が微妙に残りつつ、退屈になる事はない雰囲気。
ワンスアポンアタイムインハリウッドに刺激され。
傑作だ~!!がしかしオチに不満。途中までおんもっしろいミステリーやあ~~と思ってめちゃくちゃ構成に感心していたのに、ほんまにホラーやったんや…ミストか何かで怪物が移されたときの感じに似ている。一気に物語がチープになる。ローズマリーがちゃんと育てていきそうな感じは、怖かったけどな。
ああ~オチの解釈難しい~~。正解なのかな。
いやね、この映画なにが面白かったのかって、ローズマリーが信用できない語り部となったところからなんですよ。あの公衆電話で医者に電話するシーン。あそこで急に独り言言い出したあたりから、(やっべえ、ローズマリーがいかれてるんじゃん)と思わせられてからの観客の第三者感が最高に面白い。なんだよ、これただのマタニティブルーじゃん、と思わせる感じ?それまでのストーリーでまじで隣の夫婦が怪しく見えていてローズマリーを応援してた分、そのときの衝撃たるや、なんですよね。観客はその時点から誰を信じていいのかわからなくなる。たしかに身の回りで不幸は起き続けていたけれども、悪魔の確証はないし、映像的に悪魔とセックスしていたシーンもローズマリーの夢かもしれなくて、観客は本当に五分五分の目線になってくる。なんなら、ローズマリーが本当に信用できなくなってからの、あのオチ。なるほど、正解なのかもなあ。夫役が知らん俳優だったのも個人的には良かった。知らん人のが単純に見てて怖い。(ビューティフルマインドも架空の人物を無名の俳優とかにしとけばもっと怖かったんじゃない)
※調べてて知ったけど夫役はジョンカサヴェテスでした…知らなくなかった……
あとはこれだけ長い作品なのに間延びに感じなかった、ミアファローの演技ですな。あんなに上手なんだね。肌の色、髪形、体型どれをとっても怖くみえたな。最初とは本気で別人だったよ。まじで考えて演技しているのが伝わってきて好感持てました。(何様)公衆電話のシーンが他のシーンと比べ物にならんかったくらい良かった。
世間的評価である隣人の恐怖は薄く感じる
個人評価:3.7
現代であればよくある脚本だが、ローズマリーの主観の考え方と、客観である見る側の受け取り方を上手く交差させ描いている。
最後までどちらの言い分が正しいかを分からせない脚本は面白味がある。
とはいえサイコの描写や、悪魔的な表現も薄く、限定された世界観のサスペンスの仕上がりになっている。
決してホラーの傑作や、おどろおどろしい内容ではない。
ただこの年代においては秀逸なサスペンスだと感じる。
タイトルなし
.
ロマン・ポランスキー監督の
カルト…ホラー??映画
.
悪魔に選ばれ
悪魔の子を産んだローズマリー
悪魔の子の姿は登場しない
実際に怖い描写もほとんどない
恐怖はローズマリーの表情が物語る
悪魔の下僕達の妄想にローズマリーが取り込まれたのか
全てがローズマリーの
妄想なのか…
事実なのか…
何度観てもわからない🤷
今更ながら鑑賞。有名作なのでもちろんおもしろい。今となってはどって...
今更ながら鑑賞。有名作なのでもちろんおもしろい。今となってはどってことない内容だし、当然古臭いけど、おもしろくていっきに見てしまった。
あのハーブの入ったお守り、ついこないだスティーブンキングに出てきたやつ!
あとミアファローかわいいな!
思ってたのとは違うけど名作
初見。
もっとこう、ホラー然とした映画なのだろうと思ってたら全然違った。
冒頭、古き良きNY映画のように始まるも、キッカケとなる事件からじわじわと真綿で首を締められるように恐怖に引きづり込まれていく。
ド派手な特殊効果もビックリ演出もなし。
演技とライティングとカメラワークと編集だけで恐怖演出しているのに驚いた。
映画は主人公ローズマリー視点で描かれているけど、彼女はいわゆる「信用できない語り部」なので、見ているこっちは劇中起こっているのが現実なのか彼女の妄想なのか分からず観終わったあとモヤモヤする。
真の恐怖映画
いやー怖かった
派手な特殊効果も大げさな演出もない
血も一滴も流れない
それでも怖い
妊娠中の女性、新婚さんにはお勧めできません
妊娠中の不安
鈍い男性であっても不安を常に水面下に押し込めているのだから、妊娠中の女性ならマタニティーブルーになるのも無理はない
その水面下の不安を引っ張りだして風船に空気を吹き込む様に徐々に膨らましていくのだ
最初は微かに、次第に膨らみかけ、遂には風船自体が破裂するのではと思うほどに大きく恐怖が膨らんでいくのだ
それでいて、その恐怖が本当に破裂してしまわないように、笑えるシーンとして大橋巨泉に似たカメラのシャッターを盛んにきる日本人を登場させて中和してみせる位に、恐怖の大きさをコントロールしているのだ
そして、目覚まし時計のチクタク音、エアコンの風音、揺りかごのきしみ音
これらの音も巧みに操って見事な効果を発揮してみせる
そしてラストシーンとなっても、この物語は本当にそうだったのか、ローズマリーの妄想だったのか定かにはしない
果たして彼女は悪魔の赤ちゃんを本当に育てるのか
あの包丁は本当の惨劇を予告する伏線ではないのか?
恐ろしすぎる結末を予想して身をよじって身構えたときに映画は終るのだ
ロマン・ポランスキー監督の力量は凄い
何より、ミア・ファローの迫真の演技!
彼女の無邪気で可愛いキャラが、恐ろしいほどに役にマッチしている
またその夫役のジョン・カサヴェテスにも驚かされる
演技は安定感あるものだが、それよりもその風貌が、私達の知っている怪人ではなく、まるでダスティン・ホフマン風なこと
この時はシュッとした二枚目だったのだ
そして脇役陣もまた見事な配役ぶり
特に隣の老夫婦
なかでも老婦人役のルース・ゴードンは素晴らしい名演だった
美術も素晴らしい仕事をしており、ダコタハウスの内部や部屋はは当然こうだろうというものを見せてくれている
素晴らしい恐怖映画の名作だ
いやオカルト映画のジャンルを確立させた映画史残るべき作品だと思う
本作がなければ、エクソシストもオーメンも産まれ無かったのではないか
そう本作自体が悪魔の赤ちゃんだったのだ
なんかもっとグロテスクなの想像してた
最初から隣の部屋から儀式的な声聞こえたり
チョコムースが変な味したり
結末がわかりやすかった
いや悪魔とヤラせるて、
子供作らせるて、
旦那やば過ぎだろ
めちゃくちゃ個人的には最後ローズマリーにこれを終わらせるのは私しかいない的な感じで殺して欲しかった、、
なんで育てるねん、
悪魔の子やで、
スッキリしなくてやな感じ
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