劇場公開日 1975年10月25日

レニー・ブルースのレビュー・感想・評価

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2.5真面目過ぎた

2023年7月14日
PCから投稿

ホフマン選手の演技は神がかりですが、大体この人はいつも神がかりです。
演出も的確でインタビューと回想と現実のバランスも絶妙、モノクロを効果的に利用しています。
テーマも明解で、何を訴えたいのかもよくわかります。

しかし、脚本はドラマチックでサスペンスフルなのに、演出が真面目過ぎて、実に面白くない。もう少し丁寧に言えばワクワクしない。2時間弱を何度中断したことか。

コメディアンの話ですが、テーマが重いので全体に暗くて陰鬱な空気で終始します。

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越後屋

4.5猥褻とは?

2021年10月30日
Androidアプリから投稿

フォッシーの「オール・ザット・ジャズ」(1979) が
舞台の演出/振付と この映画の編集に忙殺される
彼自身を描いているようなので興味を持った

〈表現の自由〉というのがテーマだが
スタンダップコメディアンとしてそれと闘い始める
レニー・ブルースよりもハニー・ブルース役の
ヴァレリー・ペリンに目が釘付けになってしまった

母親もブロードウェイのダンサーで
そのキャリアのはじめには
ラスベガスでトップレスダンサーもやった彼女の
リアルなストリップシーンとその生活感の表現
(カンヌ国際映画祭最優秀女優賞受賞)
(モデルもやっていたくらいだから 足もながーい)
さすがフォッシー、見てるとこは見てる…

言語では猥褻と攻撃されたが、ダンスやその振付で
猥褻と批判されることはあるのだろうか?
少なくとも ストリップでは皆、嬉しそう

レニー・ブルースは言葉で物事のストリップをして
本質に迫ろうとしていたのでは?

ダスティ・ホフマンもいい感じ
でもペリンの体当たり演技に食われたかも
言論について考えようと思ったが、ちょっと頭から飛んでしまった

この映画は興行成績は良かったが 批評家は賛否両論だったらしく
「オール… 」では振付師の体調悪化を招く(笑)

悪くないと思うけど…

アメリカでは気に入らない相手を訴えて その弁護士費用で潰していく
というやり方があるのだな… と思った
誰か大物の心証を害したのだろうか?
冒頭の性病の話あたりも地雷原のような気がする

ストリップクラブできちんと並んで鑑賞する
背広姿の東洋人の団体は
日本の商社マンか何か、か?(笑)

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jarinkochie

4.0生き辛い時代

2018年1月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

携わった人々がインタビュー形式でレニーを語る映像を挟み込みレニーの新人時代からの人生と絶頂期?のステージと人生を終えるまで。

彼が苦闘しなければならなかった事は時代が変われば何ら問題の無い現実が虚しい。

別に社会に対して抵抗するためにステージに立っていた訳では無かった全ては生活の為、成功する為にが時代は許さない。

コメンテーターまがいの芸人が多い今の日本に彼のような人生は歩めないだろうし精々Twitterで揉める程度。

レニー・ブルースに関して勉強不足ではあるがD・ホフマンの存在感にヤッパり格好良いなぁ。

アメリカの古き良き時代のジャズが流れるクラブで喋り倒すレニーがまたCOOL!!

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万年 東一

3.0誰も書いてないとか

2013年11月11日
PCから投稿

悲しい

難しい

ダスティン・ホフマンがアメリカのコメディアンレニー・ブルースに扮した作品。
正直日本人にはちょっと難しい。
レニーのジョークは日本人には難しいように思う。
ギャグや何やかやがアメリカ人向けのギャグでよくわからない。
ただ、レニー・ブルースの息遣いやその雰囲気やあの時代の風というかそういうものはものすごく伝わる。
好きなダスティンだが、子供の頃の私にはよくわからなかった。

ビデオで鑑賞。

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lotis1040