レッドバロン(1971)
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レッドバロン(1971)

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解説

“赤い男爵”として知られる“紳士的戦士”のマンフレッド・フォン・リヒトホーフェンの最後を描き、栄光と名誉の戦いからビジネスとしての殺りく戦争への大きな転換時代を描破する。製作は「アドベンチャー」のジーン・コーマン、監督は、ジーンの実兄の「ワイルド・エンジェル」のロジャー・コーマン、脚本はジョン・ウィリアム・コリントン、撮影はマイケル・リード、音楽はヒューゴー・フリードホーファー、編集はゲオルグ・ファン・ノイが各々担当。出演は「軍曹」のジョン・フィリップ・ロー、ドン・ストラウド、コリン・レッドグレーヴ、カレン・ヒューストン、バリー・プリマスなど。

ストーリー

1916年、第1次世界大戦中期、マンフレッド・フォン・リヒトホーフェン(ジョン・フィリップ・ロー)はオズワルド・ベルケ少佐率いる編隊に編入され、ベルケ少佐の特訓を受けた。隊員の中ではヘルマン・ゲーリンク(バリー・プリマス)が直感的に彼に敵意を抱き、ライバル視した。ベルケの徹底的な教示によってフォン・リヒトホーフェンは次第に高等なテクニックを身に着け素晴らしいエースに育っていった。その頃、イギリス空軍基地のホーカー少佐(コリン・レッドグレーヴ)の隊に、カナダ人で農夫出身のパイロット、ロイ・ブラウン(ドン・ストラウド)が着任した。そしてベルケの編隊がホーカー隊と激突、ホーカー機に食い下がられたベルケを助けようと機首を転じたゲーリンクの機は誤って車輪でベルケ機の翼を壊してしまった。ホーカー機の追撃を免れないと覚悟したベルケは、フォン・リヒトホーフェンに手を振りながら墜落していった。復讐の念に燃えたフォン・リヒトホーフェンはホーカー機に追い付きこれを撃墜した。編隊に迷彩をほどこすよう命じられたフォン・リヒトホーフェンの隊は極彩色に塗りたくり、真紅のリヒトホーフェン機は“赤い男爵”と異名をとり、華々しい活躍を続け、空の男の最高栄誉“ブルー・マックス”を獲得した。一方、ロイ・ブラウンは敵に手段を選ばぬ徹底した実戦主義でイギリス軍編隊のリーダーにのし上がっていた。フォン・リヒトホーフェンが重傷を負って入院して加療を続ける内、戦況は刻々と悪化、ドイツの敗北は色濃くなった。戦列に復帰したフォン・リヒトホーフェンは宿敵ロイ・ブラウン機に立ち向かった。ブラウン機が突っ込んできた瞬間、フォン・リヒトホーフェンの眼前にホーカーの幻影が浮かんだ。ブラウンの銃弾は機体を貫通、フォン・リヒトホーフェンは蜂の巣のように体を射抜かれた。赤い男爵フォン・リヒトホーフェンの死は騎士道的戦いの終わりであり、汚い殺しのビジネスと化した近代戦の、始まりであった。...

作品データ

原題 The Red Baron
製作年 1971年
製作国 アメリカ
配給 ユナイト

提供:株式会社キネマ旬報社

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