ルーカス・ルーカス

劇場公開日:

解説

オーストラリアン鉄人レースに参加するある家族の姿を描く。製作はジョン・ワイリー、監督はアイゴー・オージンス、脚本はピーター・シュレック、撮影はキース・ワグスタッフ、音楽はビル・コンティが担当。出演はジョス・マックウィリアムほか。

1985年製作/オーストラリア
原題:The Coolangatta Gold
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1988年3月19日

ストーリー

バナナ園を経営しているルーカス家の父ジョー(ニック・テイト)の長年の夢は長男アダム(コリン・フリールズ)をオーストラリアン鉄人レースで優勝させること。そのため次男スティーヴ(ジョス・マックウイリアム)はいつも兄のベースメーカーに甘んじていた。アダム中心に一家が回っていることに釈然としないものを感じているスティーヴは、ある日バレークラスの生徒ケリー(ジョゼフィン・スマルダース)と出会い彼女を、息のつまるような父とのトレーニングの日々の心の安らぎとする。しかし兄の勝利を支えるのみで自分が勝ってはいけないことにスティーヴは反撥し、ついに単独でトレーニングに励む。そして大会の日、訓練の成果が現われ、スティーヴはアダムや、兄のライバル、グラント・ケニー(本人)を追い抜きトップにたった。しかしあと一瞬でゴールという時、悲嘆にくれる父の表情をみた彼は、兄に優勝を譲るのだった。

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