輪舞(1964)
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輪舞(1964)

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解説

アルトゥール・シュニッツラーの同名戯曲をジャン・アヌイが脚色、「スエーデンの城」のロジェ・ヴァディムが演出した艶笑譚。撮影は「黒いチューリップ」のアンリ・ドカエ、音楽は「地下室のメロディー」のミシェル・マーニュが担当した。出演は「突然炎のごとく」のマリー・デュボア、「女と男のいる舗道」のアンナ・カリーナ、「スエーデンの城」のジャン・クロード・ブリアリ、「危険がいっぱい」のジェーン・フォンダ、ほかにモーリス・ロネ、クロード・ジロー、カトリーヌ・スパークなど。製作はロベール・アキムとレイモン・アキム。イーストマンカラー・フランスコープ、一九六四年作品。

ストーリー

一九一三年パリ。娼婦(マリー・デュボア)が兵士(クロード・ジロー)に声をかけた。時間がないので空地で商売を済ますと兵士は行ってしまった。「故郷の恋人に似てるから無料でいいわよ」といってしまったのがたたったのである。兵士はその夜ダンス・ホールに現われ小間使い(アンナ・カリーナ)を踊りに誘い出し、空地での浮気を済まして去ってしまった彼女の主家の息子(ジャン・クロード・ブリアリ)が彼女を誘惑したが、小間使いでは不満で、本格的な情事をと若い人妻(ジェーン・フォンダ)を口説きにかかり簡単に成功した。上流階級の教育を受けた夫人は少しは気がとがめ、その夜夫(モーリス・ロネ)にそれとなく聞いてみると、「姦通は許しがたい罪だ」と道徳的な言葉をはいて夫人をおびえさせた。ところが彼がまた大変な遊び人。街角で拾った娘(カトリーヌ・スパーク)をレストランの個室に誘っておきながら、娘には街角で話しかける男にはくれぐれも気をつけろと注意するC調ぶり。ある日娘に言葉通りのことが起った。ある文士が彼女を誘い自宅までつれていって、女優の才能があるとおだてて、ついに目的を達してしまった。ところが彼は娘のことはすっかり忘れて、高名な女優(フランシーヌ・ベルジェ)と別荘まで遠出するのだった。ある日の午後、やっと目をさました女優の前に若い伯爵が現れた。彼女のファンである。彼の淋しげな様子に心ひかれた女優はベッドに誘う。翌朝、目をさました伯爵は傍らに娼婦がいるので驚ろいた。昨夜親友と飲み続けその後のことは何もおぼえていない。その娼婦が前に登場した娼婦であることを彼が知るはずがない。彼は部屋を出ると、そこの年老いた掃除婦が彼に言った。「昔はよく舞踊で恋の輪舞を踊った」と。いや、輪舞の華かさは昔のものではない。女と男の情愛の営みも、また輪舞なのだ……。...

作品データ

原題 La Ronde
製作年 1964年
製作国 フランス・イタリア合作
配給 ヘラルド

提供:株式会社キネマ旬報社

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