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ラン・ローラ・ラン

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ドイツ映画のおすすめ作品、教えて下さい。「ミュンヘン」や「ラン・ローラ・ラン」、「グッバイ、レーニン!」「善き人のためのソナタ」は抜いてください。みた後に、悲しい気持ちにならないものでお願いします。

質問日時: 2007/10/20 04:01:23

解決日時: 2007/10/21 08:31:33



 ゼーンケ・ヴォルトマン監督「ベルンの奇蹟」(04)は、1954年のサッカーW杯での西ドイツの優勝を背景に、父と子の絆の回復を描く作品です。サッカーの場面は多くはありませんが、父と子がボールを蹴りあう場面はちょっと良いです。 できるだけ、新しい作品をと思ったのですが、これは外せません。ルビー・テステュー監督「ビヨンド・サイレンス」(96)です。ろうあの両親のために手話を習っている娘ララが、音楽家になることを決意するのですが、父親の猛反対に会います。背景が重たい、少女の成長物語ですが、ララ役の少女がかわいらしいので、軽やかな気分で観ることができます。 ミヒャエル・ホフマン監督「厨房で逢いましょう」(06)は、もしかするとまだどこかで上映中かも知れません。誇り高いシェフが人妻に恋をします。「ただ、あなたに食べて欲しいだけ」と心をこめた料理のおいしそうなこと。ラストは、ちょっと予想を裏切る展開となりますが、悲しい気持ちにはならないと思います。 カロリーヌ・リンク監督の「名もなきアフリカの地で」(01)は、ナチスの迫害を逃れてアフリカ・ケニアに渡ったユダヤ人家族の物語です。壮大な風景の中で、現地の人々と交流する少女の成長物語です。アフリカの自然と文化を敬意を持って描いているので、観終わった後も爽やかな気分でした。 ローランド・ズゾ・リヒター監督の「トンネル」(01)は、ベルリンの壁の下を潜り抜けるためにトンネルを掘っ実話に基づいています。辛さ、緊張、恐怖、喜び…実話だけが持つ説得力でしょう。 同じ監督の「ドレスデン、運命の日」(06)は、第二次世界大戦末期に連合軍によるドレスデン空襲を背景に展開する家族と恋人たちの物語です。街が廃墟と化した空襲場面は力が入っています。(DVD化されているでしょうか) グレゴリー・シュニッツラー監督の「見えない雲」(06)も、まだDVD化されてないかもしれません。原発事故により、放射能汚染された街を主人公が家族と恋人を探して逃げまどいます。絵空事ではなく、チェルノヴィリ事故を思い出させるリアルな描写です。 トム・ティクバ監督の「パヒューム」(06)は、類稀な嗅覚を持った香水調合士が主人公です。ラストのばかばかしいまでに壮大な群集場面ばかりが取り上げられますが、孤高の天才の物語として楽しめました。 ファティ・アキン監督の「愛より強く」(04)は、偽装結婚をした男女が、愛のない結婚だったはずなのに、次第に真実の愛を見い出していく物語です。トルコのイスタンブールの風景が印象的でした。 同じ監督の「太陽に恋して」(04)は、一目ぼれしたトルコ系の少女を追ってトルコまで旅する少年の物語です。 トミー・ヴィガント監督の「飛ぶ教室」(03)は、どの学校でも周りとなじめなかった少年が、ライプチヒの寄宿学校で真の友達たちとめぐり合います。大人になることのとまどいと希望を、繊細な手つきで表現しています。 ロルフ・シューベル監督の「暗い日曜日」(99)は、最近「伝染歌」という日本映画でも取り上げられた、暗く悲しい歌を題材にしています。自殺をそそのかすという理由で発禁になった実際の歌謡曲の誕生に隠された物語という設定です。ラストのちょっとした仕掛けは、ミステリ好きならにこっとするかもしれません。 長くなるので切りますが、最後に、上の方も挙げられている、サンドラ・ネットルベック監督の「マーサの幸せレシピ」(01)を私も推薦します。最近、ハリウッドでリメイクされましたが、そちらもなかなか良い出来でした。本家はもっと繊細で、心温まる仕上がりです。

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