欲望(1966)
ホーム > 作品情報 > 映画「欲望(1966)」
メニュー

欲望(1966)

劇場公開日

解説

フリオ・コルタザールの短編小説をヒントに「赤い砂漠」の監督ミケランジェロ・アントニオーニが書き下した原作を、アントニオーニとトニーノ・グエッラが共同で脚色し、アントニオーニが監督した。彼はこの作品で本年度アカデミー監督賞候補にあげられ、またアメリカ映画批評家協会主催の一九六六年度最優秀作品賃、最優秀監督賞を得ている。撮影はコンビのカルロ・ディ・パルマ、音楽はハーバート・ハンコックが担当。出演はデイヴィッド・ヘミングス、英国映画「モーガン」で六六年度カンヌ映画祭で主演女優賞を獲得したヴァネッサ・レッドグレイヴ、「脱走計画」のサラ・マイルズ、ファッション・モデルのフェルシュカほか。製作はカルロ・ポンティ。テクニカラー、テクニスコープ。

ストーリー

ハンサムなロンドン児のトマス(D・ヘミングス)は二十歳の若さで早くも名声を得ている職業写真家だ。ある土曜日、彼は気晴らしのため人通りのない街を、ローバーの新車で飛ばしていた。車をおいて緑いっぱいの美しい公園を散歩している時、魅惑的な女と好色そうな中年の男が戯れているのに出会った。トマスは二人が木陰で接吻しているのを見ると純粋な職業的興味から、いつとはなしにそれを撮影していた。男はいち早く姿を消したが、その美しい少女は彼の家まで訪ねて来て、一心にフィルムを返してくれと頼んだ。彼女はジェーン(V・レッドグレーブ)といった。トマスがフィルムをやるから、その代償として彼女のヌードを撮らせろというと彼女は仕方なくその場で裸になった。彼は違う写真を返すと、彼女は安心して帰って行った。トマスは早速公園で撮った写真を現像し、引き伸して見た。ところがその写真にうつっている薮の中に、銃を持っている見知らぬ男を発見して驚いた。更にまたその薮の中に死体のようなものまで写っていた。彼は公園へ車を飛ばした。果してそこには男の死体があった。しかもその男はジェーンと逢びきをしていた男だった。びっくりした彼は急いで家に帰ったが、意外にも彼が苦心して引き伸した写真もフィルムもそっくり盗まれているのに気づいた。翌朝トマスは、再び事実を確かめるため公園へ行った。だが昨日横たわっていた死体は消えていた。するとそこへ多数のモッズ族が乗りこんできて、パント・マイムでテニスボールを打ち始めるのだった。これは幻想の世界であった。間もなくトマスは何時、どこで現実の世界から幻想の世界へ足を踏み入れたかという絶望的な疑問を抱きながら、目に見えないテニスボールを追っていた。...

作品データ

原題 Blow-up
製作年 1966年
製作国 イギリス
配給 MGM
上映時間 111分

提供:株式会社キネマ旬報社

関連ニュース

関連ニュース

映画レビュー

平均評価
3.6 3.6 (全1件)
  • 人生って夢といっても間違いではないと思う 1966年イギリス・イタリア合作映画。112分。今年19本目の作品。いままでたくさんの映画を観たと高をくくっていたら、実はそうでないと思い知らしめてくれる作品に出会える。そして純粋に人生が楽しく... ...続きを読む

    あんゆ~る あんゆ~るさん  2010年4月12日  評価:5.0
    このレビューに共感した/2
  • すべての映画レビュー
  • 映画レビューを書く

動画配信検索

以下のサービス経由で、この作品の全編を今すぐ視聴できます。

欲望(字幕版)
欲望(字幕版)
2016年7月11日
¥300
iTunes
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi