野獣狩り カウボーイ・スタイル

劇場公開日:

解説

「世界の七不思議」のアンドリュー・マートンが製作・監督にあたり、シナリオをアンディ・ホワイト、撮影はハリー・ギラム、音楽をマルコム・アーノルドが担当している。出演者には、「アカプルコの出来事」のヒュー・オブライエン、「クロスボー作戦」のジョン・ミルズ、他にナイジェル・グリーン、エイドリアン・コリーなど。

1962年製作/アメリカ
原題:Cowboy in Africa
配給:パラマウント映画
劇場公開日:1967年9月19日

ストーリー

アフリカのケニヤに大きな農場を持つヘイス(ジョン・ミルズ)は、野生の動物を家畜のように飼育する計画を持っていた。それは野生動物から食用肉が取れるし、草原が動物たちによって食い荒される心配もなくなるからだった。ヘイスはこの仕事のために、ジム(ヒュー・オブライエン)と彼の相棒でナバホ・インディアンのジョン(トム・ナーディニ)をアメリカから呼んだ。ヘイスの農場の近くの牧場経営者ベッカー(ナイジェル・グリーン)は、この計画に反対だった。野獣が疫病をもたらすというのだった。だが、ヘイスはケニア政府から、この計画の許可を取っていた。ジムとジョンは投げなわで、動物たちを生け捕りにしていった。“野獣牧場”にはしだいに動物がふえていった。ベッカーは、動物学者コップ博士とその婚約者フェイ(エイドリアン・コリー)を抱きこんで、機会さえあれば妨害しようとしていた。そして、疫病が伝染したとケニア政府に訴え出た。動物管理官が、ヘイスの“野獣牧場”を調べに来たが、疫病が認められなかった。ベッカーは非常手段に訴えるほかなくなった。牧場に忍びこんで、病菌を注射しようというのだ。しかし、ジムに現場を発見され、さんざんに痛めつけられた。こうして、世界最初の“野獣牧場”は完成した。野生の動物たちも、囲の中の生活を楽しむようになった。ジムとジョンがテキサスに戻ることになって、その前夜、お別れのパーティーが開かれた。その騒ぎにまぎれて、ベッカー一味は囲をこわし、動物たちを逃がした。ジムとジョンが動物を追ったが、動物は捕まらなかった。翌朝、くたくたになってジムとジョンが牧場に帰って来た。そこには、昨晩逃げた動物たちが帰っていた。囲の中の生活になれはじめていた動物たちは、誰にも追いたてられないでも、牧場にもどって来たのだ。ベッカーは捕まえられ、ヘイスの“野獣牧場”は正式に政府から認可がおりた。ジムとジョンは、アフリカに新しい魅力を感じて、“野獣牧場”にとどまることになった。

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