目撃者(1981)

劇場公開日:

解説

惨殺死体を発見したマンモス・ビルの管理人が、取材に来た女性TVキャスターとともに殺人事件の謎を追うというロマンチック・スリラー。製作・監督は「ヤングゼネレーション」のピーター・イエーツ、脚本は同じく「ヤングゼネレーション」のスティーヴ・テシック。撮影はマシュー・F・レオネッティ、音楽はスタンリー・シルヴァーマンが担当。出演はウィリアム・ハート、シガニー・ウィーヴァー、クリストファー・ブラマー、ジェームズ・ウッズなど。日本版字幕は岡枝慎ニ。カラー、ビスタサイズ。1981年作品。

1981年製作/103分/アメリカ
原題:Eyewitness
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1983年

ストーリー

ダリル(ウィリアム・ハート)はベトナム帰還兵で、マンハッタンのビルの管理人をしていた。ある日、ビルのなかにあるロン貿易でベトナム人の支配人が殺された。ロン貿易はダイヤ輸人業者というふれこみだったが、戦時中は二重スパイとしてあくどくもうけていたらしい。死体を発見したダリルは、ジェイコブス刑事(スティーヴン・ヒル)に尋問され、女性キャスターのトニー・ソコロウ(シガニー・ウィーヴァー)に取材された。「TVでいつも貴女を見ていて好きだった」と、だしぬけにそう言ってトニーを驚かせるダリル。トニーは、ユダヤ系亡命ロシア移民の娘で、父母は資産家だった。彼女にはジョゼフ(クリストファー・プラマー)というイスラエル出身の外交官の婚約者がいた。家では時々、ユダヤ系移民の集会が持たれた。トニーは身分も環境も違うダリルのことが気になり、ジョゼフから心が離れてゆく自分に気がつく。ある日、公園で乗馬を楽しんでいたトニーは、オートバイに乗ったダリルに再会、二人は急速に接近してゆく。ジェイコブス刑事は、ダリルの戦友アルド(ジェームズ・ウッズ)を有力容疑者としてマーク、彼を追跡する。アルドは狂暴性のある人物で、妹リンダ(パメラ・りード)と交際していたダリルがトニーとつきあってるのを知り、旧友に対して憎悪をむき出しにした。ある夜、トニーがユダヤ人にあやうく誘拐されそうになり、ダリルに助け出された。ダリルのアパートで、二人は初めてメーキング・ラヴした。アパートに不気味な人影が見え隠れする。翌日、ダリルのもとに、トニーの父を装ったジョゼフから呼び出しの電話があり、89番街の家へ行く。トニーも、ダリルの後を追う。そこは乗馬アカデミーの厩だった。ダリルはあやうく殺されそうになるが、数十頭の馬を放って難をのがれる。犯人はなんとジョゼフだった・彼はユダヤ人亡命のための資金を必要としており、犯行を行なったのだった。(1時間47分)

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映画レビュー

2.0一途な愛?

2021年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

3.5守ってあげたい

2019年12月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

或る意味で女が男を守る先駆的な映画かも。頼りない男と頼れる女のラブサスペンス。

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もーさん
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