メジャーリーグのレビュー・感想・評価
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クリーブランド・インディアンズ
オーナーが変わり、本拠地をマイアミに移すため、ペナントレースは最下位になるように画策する。
新入団の選手たちは才能はあるのだが、変わり者ばかり。
ところが新オーナーの意向を知った途端・・・。
とても可笑しいが、ラストの試合運びは見事だった。
単純明快なサクセスストーリー
メジャーリーガーとしての動きには程遠いぎこちなさですが、見るところはそこではなく、劣勢から全員一丸となって這い上がる、逆転サヨナラ満塁ホームランのあの爽快さですね。お約束のラブストーリーもめでたしめでたしで終わり、分かっていても嬉しくなりますね。
あのガラガラの球場が、勝ち続けることによって満員になっていく過程が、野球ファンは共感できるのではないでしょうか。満員の観客による大歓声。自分もずっとインディアンスを応援してきたかのような、興奮を覚えます。まさにどこぞの元監督が言っていた「勝つことが最大のファンサービス」。
いま自分の贔屓のプロ野球チームも最下位争いの常連なので、この映画のように、何かをきっかけに常勝チームになってくれないかな。
アップテンポな曲がめちゃくちゃ合う
終始楽しい
多くを語らない部分ときちんと語る部分の区別が絶妙だからこそこのコメディ映画をまた観たい!って気持ちにさせてくれるんだろうなぁ
登場人物が多くて全体的にサラッとしてるけど捉えるとこしっかり捉えてて上辺だけ〜感が無いのもすごい
クリーブランド・インディアンス(1915〜2021)
映画館では観たことないがVHSやDVDに金曜ロードショーで何度も何度も観た
毎年一回は必ず観る飽きが来ない野球好きのバイブル的作品
言わずと知れたベースボールムービーの傑作
スポーツ系コメディー映画の最高峰
選手たちは架空だが実在のメジャー球団「クリーブランド・インディアンス」が舞台
万年弱小球団に前オーナーの妻がオーナーに就任
クリーブランド嫌いな彼女はマイアミ移転を実現するためわざとダントツで最下位になる計画を実行
年間観客動員数が80万人以下になれば自由に移転ができる契約をクリーブランド市と結んでいることを目をつけた新オーナー
あまりの弱さに市民から総スカンくらえば彼女の思う壺
新オーナーの思惑で集められた選手はどいつもこいつもポンコツばかり
球は速いがノーコンのリッキー・ボーン
元名捕手だが膝を痛めて落ち目のジェイク・テイラー
俊足だがポップフライを打ち上げてしまうウィリー・メイズ・ヘイズ
長打力はあるが変化球はからっきしのブードゥー教のペドロ・セラノ
打撃はいいが怪我をしたくないので手抜きの守備をするベテラン三塁手ロジャー・ドーン
不正投球を駆使して抑えるベテラン投手エディー・ハリス
そんなメンバーを率いるのはメジャー監督の経験がないマイナーのベテラン監督でタイヤ販売業者のルー・ブラウン
シーズン途中で新オーナーの企みを知った選手たちは発奮
出足は大きくつまづいたがチームは上昇気流に乗って優勝争いに
ジョークのセンスがいい
ファックなど汚い英語の使い方が丁度いい
脚本が素晴らしい
awesomeをモーレツと訳すなど戸田奈津子が担当した字幕も絶妙
何度観ても最後は感動する
笑いあり涙あり
娯楽映画の御手本
これこそアメリカ映画
X(YOSHIKIじゃない方)がカバーしたテーマソング『Wild Thing』はハリウッドの音楽映画五本指に入る名曲
野球嫌いは大仁田厚の入場曲だと言い張るがWild Thingといえばメジャーリーグに決まっとるわクソッタレ
ヘイズがベッドごと球場の外に追いやられる場面が特に面白い
実況アナもいい味を出している
リックが満塁のピンチで三冠王を空振り三振に仕留めてガッツポーズするシーンが特に好き
ジェイクのバントで2塁からホームに生還するヘイズもなかなか
諸事情でクリーブランド・インディアンスは来シーズンからチーム名がクリーブランド・ガーディアンスに変更することになった
抗議する側が常に正しいとは思わないし差別をしていたことを認めたようで釈然としない
だがこのご時世なら『バックトゥザフューチャー3』の「インディアン」を「ネイティブアメリカン」と訳するのも当然か
けれども自分と考え方が違う人間を全て差別主義者とレッテルを貼る攻撃的でヒステリックな偽善者を僕は軽蔑する
何はともあれチーム名が変わってもクリーブランド・インディアンスは映画メジャーリーグともども永遠に語り継がれることになるはずだ
登場人物の個性と軽快な演出と盛り上がる音楽で楽しい
総合:70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
目立つ登場人物と演出の軽快さで楽しめる。野球をするのでそれなりに最初から登場人物が多いのだが、見た目も性格も能力もしっかりと描き分けが出来ていて個性がわかり、それらの選手が試合に加えて時には私生活の両方で失敗しながらも活躍してくれる。
喜劇なので物語はそれなりだが、展開としてもただ野球をするというのではなく、この球団所有者を敵役として絡めたのは良かった。球団の所有者の野望を打ち砕こうと選手たちが奮闘するのが熱気を高める。音楽も盛り上がるし、観ていて楽しい。
とんでもないヘボチーム
インディアンスは、オーナーが亡くなりマーガレットホイットン扮するレイチェル未亡人がオーナーになって立て直すと宣言した。オーナーは、わざと負ける様にトムベレンジャー扮するキャッチャージェイクテイラーやチャーリーシーン扮する投手リックボーンらロートルや半端者らが集められた。いずれも使い物になるとは言いがたいレベルだった。地元を含めてあらゆる新聞がインディアンスが最下位と書き立てていた。案の定、開幕戦から9対0だった。しかし、徐々にチーム力は上がっていった。とんでもないヘボチームが、あれよあれよと言う間に優勝を争うチームになるなんて、漫画にしても過程も無くてちょっと脈絡がなさ過ぎないかな。素直に楽しめなかったよ。
ワイルドシングが最高にカッコ良くてテンションがあがる!
厄介者ばかりの弱小の大リーグチームが一致団結して優勝を目指すという単純な映画でしたが、痛快で楽しいです。
捻りが欲しい方には物足りないないかもしれませんが、気楽に観たい方にはピッタリの映画だと思います。
リッキーの当番シーンで流れる「Wild Thing」が最高にカッコ良くてテンションがあがります!
ブードゥー教のセラノが背番号13ってのがいい!実況中継のアナウン...
ブードゥー教のセラノが背番号13ってのがいい!実況中継のアナウンサーもいいです。彼がいなければゲームが全然わかりません(笑)
後半は音楽で盛り上がっていい出来になってますけど、前半はそれほど面白くありません。チャーリー・シーンもこの映画ではイマイチ。最後のヤンキース戦は臨場感満点。家で観るときには大音量で観たいものです。最後の作戦も最高だ。
よくあるサクセスストーリー。 でも80〜90年代の洋画によくある真...
よくあるサクセスストーリー。
でも80〜90年代の洋画によくある真面目過ぎない少しコミカルな内容。
だから見やすかったし野球どうこうというよりは個々のストーリーに基準を置いててスポーツものっぽさがあまりない所も良かった。
ながら観しているくらいがちょうどいい。
ベテラン選手の野球技術に説得力が欲しかった
弱小球団インディアンスに集められた無名の選手達が、メジャー制覇に挑む物語。
サクセスストーリーに必要な要素を、無理無駄なくストーリーに詰め込んだ秀作です。
「弱小球団」、「怪我持ちのロートル」、「無名の若者」、「足を引っ張るオーナー」、「開幕ダッシュの失敗」、「主人公の失恋とエリートの恋敵」。
恥ずかしげもなく詰め込んで、それでもスッキリと鑑賞出来る整理されたストーリーは見事です。
チャーリーシーンやウェズリー・スナイプス等の身体能力は見事ですが、それでも他の出演者は、メジャーリーガーには程遠いように思えるが残念なところです。しかし、とても楽しめる作品だったと思います。
実在の球団を舞台にしたことがまず秀逸。それだけでインディアンズファ...
実在の球団を舞台にしたことがまず秀逸。それだけでインディアンズファンは応援間違いなし。他球団のファンも関心を持つ。アメリカってそれだけ野球好きってこと。野球好きなら楽しめること請け合い。
個性豊かな面々に笑える。チャーリー・シーンはなかなか様になってる。後はあんまり野球上手そうじゃない(笑)
球団オーナー、最後は応援したれよ、と思った。実際は彼女が全てを仕組んだ(実は善人)なんて設定での撮影もあったようです。どっちが良かったんだろう。どっちでも良かった気がする(笑)
吹替版鑑賞。
WILD THING‼︎
最高だった!
まだ10歳の頃に観てめちゃくちゃ面白い記憶はあって、そういう時って改めて見るとガッカリする事が多いのだけど、
改めて観ても面白かった。特に残り20分くらい?優勝決定戦でWILDTHINGが流れてからの展開は熱過ぎた!普通に泣いた。
それまでは、あれ?チャリーシーンってそんなに出てなかったんだ、ウェズリースナイプスも案外ちょい役だなとキャラの掘り下げが思ったよりなかったり、弱いのか強いのかよく分からなかったりするけど、
ラストのヤンキース戦への伏線、オーナーざまみろ!の気持ち良さのためだと思えれば問題なかった。
専門知識も駆け引きもいらない、これが最高!
序盤はコメディー、でも終盤はシリアス。
クリーブランド・インディアンスを始め、各メジャーチームの協力を得て、
限りなくリアリティーも追求した作品。
序盤はヘボヘボだった選手達が本来の能力を発揮していく過程、
そしてあまりにも有名な優勝決定戦。
数万人のエキストラが唄うwild thingと
リックの投球、そして運命のジェイクの最終打席。
野球嫌いさえも野球が好きになる名作。
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