見たい度推移(赤線は公開日)


F・チャン監督がわずか8万ドルの製作費で完成させた青春映画。街でスケボーに興じているところをスカウトされたS・リーは、この1本で一躍人気スターになった。低所得者向けアパートで母親と二人暮らしの少年チャウは、知的障害の弟分を引き連れてケチな借金取りの仕事をしていた。重病に冒された女の子ペンと心を通わせた彼は、手術代を調達するため殺しの仕事を引き受けるが……。主人公の性的な夢のイメージがしばしば挿入され、過酷な社会状況を生き抜く等身大の若者の心象風景を浮き彫りにする。あまりにも救いのないラスト・シーンは、香港映画界に対する痛烈なアンチテーゼとも言えるだろう。



