ポリス・アカデミー'94 モスクワ大作戦

劇場公開日:

解説

警察官の珍騒動を描く人気コメディ・シリーズ第7弾。今回は舞台がモスクワ。モスクワ・ロケ中に1993年の人民議会ビルに対するロシア政府軍の攻撃という大事件に遭遇したという。監督は「バック・トゥ・スクール」のアラン・メッター、製作は「ポリスアカデミー」シリーズ全作を手がける「ロシア・ハウス」のポール・マスランスキー、脚本は若手コンビのランドルフ・デイヴィスとミシェル・チョドス、撮影は今作が撮影監督第1作となる「ロシア・ハウス」でカメラ・オペレーターを務めたイアン・ジョーンズ、音楽はやはりシリーズ全作、「ネバーエンディング・ストーリー 第2章」のロバート・フォーク、編集は「メジャーリーグ」のデニス・ヒルが担当。出演はシリーズのレギュラーであるジョージ・ゲインズ、マイケル・ウィンスロー、デイヴィッド・グラフ、レスリー・イースターブルックのほか、「ア・フュー・グッドメン」のロン・パールマン、「グレムリン2 新・種・誕・生」のクリストファー・リーなど。ビデオタイトル「ポリスアカデミー777 モスクワ大作戦!!」。

1993年製作/83分/アメリカ
原題:Police Academy: Mission to Moscow
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1994年7月30日

ストーリー

世界で最も無能な警官の集団、ポリスアカデミーのメンバーたち、ラサール校長(ジョージ・ゲインズ)、効果音男ジョーンズ(マイケル・ウィンスロー)、ガンマニアのタックルベリー(デイヴィッド・グラフ)、超セクシーなキャラハン(レスリー・イースターブルック)、扁平足のハリス(G・W・ベイリー)が、新メンバー、新米警官コナーズ(チャーリー・シュラッター)を加え、モスクワへ出動することになった。彼らの任務はロシア・マフィアのゴッドファーザー、コンスタンティン・コナリ(ロン・パールマン)を倒す事。コナリはビデオゲームを利用して、地球上のあらゆるコンピュータへアクセスできる方法を見つけ出していた。この方法で世界中のカネを盗むというのだ。ポリスアカデミーのメンバーたちは、モスクワ警察署長レイコフ(クリストファー・リー)らの協力を得ながら、コナリの現場を抑えようとチェイスを繰り広げる。崩壊寸前の工事現場、サウナ風呂、悪臭を放つ下水道、モスクワ・サーカスのクマの前など、その一つ一つが突撃の舞台。キャラハンがコナリに色気で迫るなど、メンバーたちは様々なやり方でコナリを追いつめようとする。コナーズは美人通訳カトリーナ(クレア・フォーラーニ)にのぼせ上がり、デートしながらの捜査だ。ある日、メンバーたちはボリショイ・バレエの劇場で、コナリが武器密輸の取り引きをするという情報を得る。しかし、それはコナリの罠で、コナリは堂々と児童基金への慈善寄付のための小切手を手渡すのみ。大恥をかかされたレイコフ署長は、ポリスアカデミーのメンバーたちに国外退去を命じる。その期限も迫るが、寸前、コナリが問題のゲームを出荷させようとするところを、メンバーたちは押さえる。コナリは逃亡するが、偶然レストランで食ことをしていたラサールと出くわし、剣での決闘の末、コナリは逮捕される。こうしてポリスアカデミーのメンバーたちは表彰を受けるのだった。

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