ホラー・スコープ

劇場公開日:

解説

電話から聞こえる悪魔の囁きにとり憑かれた高校生が残虐な連続殺人を犯すホラー映画。監督は「エルム街の悪夢」シリーズでフレディ役を演じたロバート・イングランド。製作はリサ・M・ハンセン。エグゼクティヴ・プロデューサーはポール・ハーツバーグ。脚本はレット・トファムとブライアン・ヘルゲランド。撮影はポール・エリオット。音楽はトーマス・チェイスとスティーヴ・ラッカーが担当。

1988年製作/アメリカ
原題:976-Evil
配給:にっかつ
劇場公開日:1991年2月23日

ストーリー

一匹狼の不良高校生スパイク(パット・オブライエン)は同級のワル連中とポーカーをして負けた。翌日までに金を払わなければ、愛用のバイクが肩代わりとして取られてしまうが、あいにくスパイクには手持ちの金がない。そんなとき、彼は“恐怖の星占いサービス(ホラー・スコープ)”というチラシを拾った。電話してみると、電話口から「借金は何とかなる」と囁く不気味な声が聞こえてきた。ホラー・スコープの不思議な声に操られるように、その夜スパイクは叔母ルーシー(サンディ・デニス)のもとから金を盗み出す。ところが見つかってしまい、結局金を盗むことはできなかった。と、そのとき空からは魚の群れが降って来る。ルーシーの一人息子ホークス(スティーブン・ジョフリーズ)はスパイクと同じ学校に通うサエない少年。スパイクにあこがれていた彼は、スパイクとスパイクの恋人スージー(レスリン・ディーン)とのセックスを盗み見た後、彼の部屋に侵入し、例のチラシを見つける。さっそく電話してみると、ホラー・スコープは「映画館に行けば、理想の彼女に会える」とホークスに告げる。ホークスが映画館に行くと、そこにはスージーが居た。二人は意気投合するが、ホークスがスージーのパンティを盗んでいたことがバレてフラれてしまうのだった。再びホラー・スコープに電話するホークス。その後、悪魔に取り憑かれた彼は部屋に魔法陣を描き、ペットの毒蜘蛛を使ってスージーを殺す。一方、スパイクは持ち前の強い意志でホラー・スコープの悪魔の誘惑に打ち勝っていた。そんな彼を“モダン・ミラクル”誌の記者マーティ・パーマーは興味深く見守っていた。しかし、ホークスは深みにはまり込んでいく。日ごろ彼をいじめていたワル連中を殺し、顔は醜く変形していく。スパイクの忠告が耳に入らないホークスは、ついに母親を殺し、駆けつけてきたパーマーと女教師アンジェラ(マリア・ルベール)を襲った。駆けつけたスパイクは間一髪のところでホークスを目覚めさせるが、外の火炎地獄に落ちて死んでしまう。その後、ホラー・スコープ・サービスはメンフィスに本拠を移しつつあった。

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