ボディガード(1992)

劇場公開日:

解説

ショービジネス界のトップスターと、そのボディガードとの恋を描くラヴ・ストーリー。監督は「L.A.ストーリー 恋が降る街」のミック・ジャクソン、製作・脚本は「わが街」のローレンス・キャスダン、共同製作は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のジム・ウィルソンと主演のケヴィン・コスナー、撮影は「L.A.ストーリー 恋が降る街」のアンドリュー・ダン、音楽は「永遠に美しく…」のアラン・シルヴェストリが担当。

1992年製作/129分/アメリカ
原題:The Bodyguard
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1992年12月5日

ストーリー

フランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)は、世界でも屈指の実力を持つボディガード。ある時、歌手兼女優のスーパースター、レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の護衛を依頼される。最近彼女の身辺で、不穏な事件が発生し、脅迫状まで送られて来たのだ。レイチェルの邸宅を訪れたフランクは、ずさんな警備体制に驚き、彼女のボディガードとなる決心をする。フランクの目をかすめてライヴハウスでコンサートを行ったレイチェルは、舞台に上がった男から客席につき落とされるが、駆けつけたフランクに助けられる。錯乱状態になった彼女を心から介護するフランクを見て、それまで彼をただの邪魔者としか考えていなかったレイチェルは、初めて心を開く。フロリダのコンサートでレイチェルのもとに脅迫電話がかかり、さしせまる危険を感じたフランクは、自分の父が住むオレゴンに一時レイチェルを隔離する。雪深いオレゴンで、レイチェルの息子フレッシャーと、レイチェルの姉で付き人でもあるニッキー(ミシェル・ラマー・リチャーズ)と過ごすフランクとレイチェルはささやかな幸福に浸るが、フレッシャーの乗るボートが突然爆発し、幸い彼は助かったものの、何者かの手が近づいていることは明白となる。その夜フランクは、ニッキーから真実を聞かされる。あの脅迫状を見て、バーで見知らぬ男にレイチェルの暗殺を依頼したこと、今では後悔しているものの、その男を探し出せないでいること_。しかしフランクが少し目を放している隙に、ニッキーはあっけなく殺されてしまう。相手がプロであると悟ったフランクは、アカデミー賞受賞式に出席するというレイチェルを止めるが、最優秀主題歌賞にノミネートされている彼女は、舞台に立つことを決心する。受賞式当日、観客の中に犯人がいると確信したフランクは、客席に、ある映画スターのボディガードとして入場したはずの、昔の同僚ポートマン(トーマス・アラナ)の姿を見つけ、彼が犯人だと直感する。レイチェルがオスカーを受賞し、ステージに上がると同時にポートマンのカメラに仕掛けられた銃が火を吹き、フランクが身を投げ出して助ける。負傷したフランクは、レイチェルのボディガードを辞める。飛行場で別れを惜しむ2人だが、ショービジネスと政治家の警備というそれぞれの世界に帰っていくのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第16回 日本アカデミー賞(1993年)

ノミネート

外国作品賞  

第65回 アカデミー賞(1993年)

ノミネート

主題歌賞
主題歌賞
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映画レビュー

4.0初めて鑑賞

2024年2月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

萌える

ストーリーの内容は王道だった。ラストに哀愁を感じたのは私だけだろうか。ホイットニーヒューストンの歌とケビンコスナーの憂いのある表情が良かった。

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TS challenger

3.5以外とラブラブだった!

2024年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

テレビで2度ほど観てるし主題歌は超有名なので
なんとなく観た気になってたけど
しっかり映画館で観るのは今回が初めて。

当時一番輝いていた二人の主演だけに
絵作りは確かにお金かかってますね。
レイチェルのコンサートシーンや豪邸の様子
何よりもアカデミー賞受賞式をほぼ完全再現!
お金のかかってる映画ってこういうところがやっぱ違うね〜

女性も気楽に普通に楽しめるラブサスペンスとして、
エンターテインメント的には充分な仕上がりですね。

アカデミー賞受賞式でのパフォーマンスシーンで
ホイットニー・ヒューストン自身のパロディーとして
別の歌手が「夜の女王」を歌う場面で
「声もいいわ〜早く潰さなくちゃ!」(笑)と、
レイチェル・マロンとして
突っ込み入れるシーンもちょっと楽しかったり〜

で、月に8本ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては

テレビで観た時はカットされてたのかな?
あまり印象に残っていなかったのだけど
今回映画館でみたら、結構ラブラブな話だったんだな〜〜

「目立たないようにガードするプロ」と
「目立つことで皆を喜ばせるプロ」の
仕事と恋愛の葛藤の映画だと勝手に思い込んでましたが
ちょっと違ってました〜〜

割と早い段階で二人の気持ちは盛り上がってしまって
あれっ〜〜?
なのでここからは気持ちを変えて、
ケビン・コスナーカッコいい!にシフトして観ることにしました。

最盛期のケビン・コスナー、やっぱカッコいいです。

いい男だけど、チャラチャラしてなくて誠実で信頼できるやつ。
今と一緒ですが〜〜(笑)
若い分だけ、さらにそこは眼福です。
日本リスペクトのシーンもあったりします。

最後に早すぎるホイットニー・ヒューストンの死に「黙祷」

@もう一度観るなら?
「やはりホイットニーの歌声は映画館で〜〜」

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星のナターシャnova

2.0やや古臭いか?

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

2.5未だに納得いかない二人がくっつく必然性

2023年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

ホイットニーのテーマソングだけがひとり歩きして、当時、一世を風靡しましたが、私にはどうしても納得いかないことがあります。

それは、依頼人であるホイットニーと、シークレットサービスのケビン・コスナーが、安直に愛し合う設定…

例えば、その愛が障害となって、彼女を守る大きな弱点となるとかなら、まだ理解もできますが、ただ、映画に花を添えて、より映画に感情移入できるように恋愛の要素を加えたのならば、ただリアリティを損なうだけのダメな演出で、プロデューサーあたりが、無理やり脚本家にストーリーを改変させたような力業を感じてしまいます。

人気歌手と、人気俳優が共演を果たしたところで、いい映画になるはずはなかった。

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うそつきカモメ
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