亡霊の檻

劇場公開日:

解説

近未来の最新鋭ハイテク刑務所を舞台に、上層部の陰謀により互いに憎しみ合うように仕向けられた囚人たちの姿を描くサイコ・ホラー。監督は、多数のヴィデオ・クリップを手がけたジョン・ヒルコート。カリスマ的人気を誇るロック・バンド、ノイバウテンのブリクサ・バーゲルドや、ニック・ケイヴ(主演も)、ミック・ハーヴェイなどの人気ミュージシャンが音楽を担当。90人の出演者のうち50人が実際に服役中の囚人という異色作。

1988年製作/オーストラリア
原題:Ghosts of the Civil Dead
配給:アップリンク
劇場公開日:1991年9月23日

ストーリー

砂漠に立つ最新鋭の刑務所。部屋にはテレビがあり、所内にはタバコ・雑貨を販売する者がおり、男娼、ドラッグも金を払えば手に入るという、パラダイスのような刑務所である。この刑務所で何か異様な計画が進行し始めた。ドラッグや娯楽は奪われ、陰湿なリンチが横行し、新しく放り込まれた精神異常者(ニック・ケイヴ)は叫び続ける。囚人同士は憎み合い、残虐な行為に走った。彼らの叫びが頂点に達したその時、囚人監房内への厳重な監禁であるロック・ダウンが起こる。看取と囚人とは戦争状態となるが、看守たちもまた、暴動鎮圧を口実に管理強化をもくろむ権力側がしかけた罠の犠牲者なのだ。

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