冒険活劇　上海エクスプレスのレビュー・感想・評価

私がジャッキー・チェンや香港映画にハマってた小学校時代に、観たくてたまらなかった作品‼️「七福星」と「イースタン・コンドル」と並んで "香港映画未公開三部作" の一本‼️私が勝手に決めてるだけですが‼️製作のニュースを聞いてた時はジャッキーは出てないけど、凄まじい豪華キャストで、なんで公開されないんだろうと思ってました‼️1〜2年後に劇場未公開でレンタルビデオで見た時はあまりにも期待が大きすぎてガッカリしたものです‼️1930年代の中国を舞台に、風来坊のサモ・ハンが故郷へ錦を飾るため、大勢の金持ちが乗ってる豪華列車を事故で故郷に足止めし、金を落とさせることを目論むが、その豪華列車で兵馬俑の地図が運ばれていたことから、それを持ち出そうとする日本の特使達、ギャング団、銀行強盗団、国際警察の捜査官、そして消防隊長のユン・ピョウらが絡んで一大アクションが展開‼️作品はサモ・ハンお得意のしょうもないギャグやアクション満載の作品‼️せっかくの豪華キャストも、登場人物全てが薄っぺらいキャラで全く印象に残らない‼️アクションシーンも例えばユン・ピョウとディック・ウェイの一騎打ちなんですが、いきなりカットインし、いきなり終了、もうちょっと余韻が欲しいですよね。やっぱりサモ・ハンはドラマ展開やキャラ描写、アクションやテンポはじめ、映画監督としてはジャッキーに遠く及ばない‼️そんなこの作品で一番印象深いのはニ人の女性キャラ‼️一人はギャング団の女戦士に扮するシンシア・ロスロック‼️「アイヤーッ」の気合いとともにサム・ハンと激闘を繰り広げる彼女の奮闘ぶりはスゴいですね‼️実は彼女はジャッキーの「サンダーアーム」に出演するはずが、ジャッキーの怪我のためスケジュールが合わず、ローラ・フォルネルに交代したらしい‼️あーよかった‼️もう一人は日本人特使の一人に扮する大島由加里さん‼️おふざけキャラの倉田保昭を助けて大活躍‼️同じくJAC出身の志保美悦子さんを彷彿させるソードアクションもキレッキレッ‼️ラストのアメリカ人殺し屋の股間を斬り捨てるシーン‼️アッパレ‼️