劇場公開日 1980年8月16日

「イーストウッドの西部劇愛を感じる」ブロンコ・ビリー みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0イーストウッドの西部劇愛を感じる

2016年6月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

笑える

ウエスタンショーで生計を立てる貧乏一座が奮闘する姿を軽妙に描いた本作を見ていると、イーストウッドの滅び行く西部劇への敬愛が感じられる。
人気のない西部劇に人々の関心を向けさせるには、こんな変化球もあるんだよ、と彼が私たちに語りかけているようにも思えて来てならない。
今では世界中で巨匠として認められるイーストウッドも、共演者に当時の愛人だったソンドラ・ロックや友人のジェフリー・ルイスら常連組を起用し、結構肩の力を抜いてお気楽に撮っている。
西部劇の醍醐味のひとつでもある列車強盗を、現代に再現したらどうなるのかと言った、楽しくて笑えるシーンが案外好きかも。

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みつまる。