プロミスト・ランド（1987）

解説

アイダホの小さな町を舞台に、4人の若者の夢と挫折を描く青春ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはロバート・レッドフォードとアンドリュー・メイヤー、製作はリック・スティーヴンソン、監督・脚本はマイケル・ホフマン、撮影はウェリー・スタイガーとアレクサンダー・グルジンスキー、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。出演はジェイソン・ゲドリック、キーファー・サザーランドほか。

1987年製作／103分／アメリカ
原題：Promised Land
配給：ベストロン映画
劇場公開日：1989年5月20日

ストーリー

アッシュビル。小さくて静かな町の高校が、その日バスケットボールの地区大会で優勝した。チアリーダーのメリー（トレイシー・ポラン）の家で開かれた祝賀パーティーに顔を出したおとなしい学生のダニー（キーファー・サザーランド）は、メリーに自分の思いを伝えるが、彼女にはバスケットボール部のスタープレーヤーのデイヴィ（ジェイソン・ゲドリック）というステディがいた。そして月日は流れた。大学でバスケットボールの選手になる夢に破れたデイヴィは、今は地元のしがない一警官になっていた。一方、現実の社会の前に打ちのめされ、チンピラになり果てたダニーは、しかしべヴ（メグ・ライアン）という娘と結婚し、幸せな放浪の日々を過ごしていた。そしてクリスマスの日、再起を決心して彼はべヴと共に故郷へ戻る。その頃メリーは、自分の新しい夢のためにデイヴィと別れる決心をしていた。実家にたどりついたものの落ち着かないダニーは、真夜中べヴと共に家を出、コンビニエンスストアで強盗を働こうとする。そこへ通りかかったパトカーに乗っていたのはデイヴィとメリー。デイヴィは犯人が誰とも知らず銃を放ち射殺する。そしてそれがダニーであることに気づき愕然とするのだった。