プレイラブ48章

劇場公開日:

解説

「がちょうのおやじ」のフランク・ターロフの脚本を、「ジゴ」のジーン・ケリーが監督したコメディ。撮影は「砲艦サンパブロ」のジョー・マクドナルド、音楽は「おしゃれ泥棒」のジョニー・ウィリアムス(2)が担当した。出演は「恋人よ帰れ!わが胸に」のウォルター・マッソー、「努力しないで出世する方法」のロバート・モース、「大海賊」のインガー・スティーヴンスほか。なお、今年6月事故死したジェーン・マンスフィールドがゲスト出演、彼女の最後の作品でもある。製作はフランク・マッカーシー。

1967年製作/アメリカ
原題:A Guide For The Married Man
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1967年11月18日

ストーリー

ポール(ウォルター・マッソー)は、美人の妻ルース(インガー・スティーヴンス)と結婚して、もう12年になり、幸せに暮らしていたが、どうも最近はグラマーな秘書などを見ると落つかない。そこでプレイボーイの友人エド(ロバート・モース)に相談した。エドはハリエットと結婚して9年になるが、遊びの道には精通している男。適度の浮気は幸福な結婚生活を、さらによくする刺激剤であると信じている。そこで早速、ポールにも浮気をすすめ、48章のルールを教えこんだ。アリバイのつくり方、気のある女性に電話をかけたら男が出てきた場合の処置、香水の匂いの消し方など。やがてポールにも実戦の時がきた。教わった通りのルールに従いジョスリンというグラマーをつれて、モーテルに行った。しかし、いざという時、決心が挫けてきた。愛妻のことを急に思い出し、良心がとがめたのだ。その時、部屋の外で悲鳴が聞こえた。女と蜜会していた男が妻に発見されたのであるが、なんとその男はエドであった。驚いたポールは、ジョスリンに自分の妻子の写真を見せ、彼女にも幸せな結婚をすることをすすめ、ほうほうの態で愛妻の許へ帰って行くのであった。

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