劇場公開日 1994年6月25日

フィアレスのレビュー・感想・評価

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3.5主人公は飛行機事故の最中、その恐怖心に打ち勝つ無意識の生存反応か、...

2023年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

主人公は飛行機事故の最中、その恐怖心に打ち勝つ無意識の生存反応か、恐怖を一切感じなくなり逆に恍惚感を覚えるようになり、事故直後には他の被災者を助けてヒーロー扱いされる。さらには元々患っていたアレルギー源の食べ物も食べれるようになり、事故被災者とは思えない平然とした態度とロボットのような無機質な態度が混在するようになってしまった。

そんな主人公を描いた作品なので、結構不可解な行動も多く、ただそれが「同じような経験をした人に実際にある行動」なのか単なるフィクションなのかが分からず、どう捉えれば良いのかちょっと分からなくなってしまいこの点数。

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にち

4.0人間は死んだら終わり

2018年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ベニチオ・デル・トロがまだ若く、ふくよかな感じ。ヴェトナム帰還兵のように恐怖を克服した男の表情を上手く表現するブリッジスだが、元々無表情のためか、それほど作っていないような気もする(ラストは良かったけど)。

 飛行機事故の被害者たちにセラピーを行うシーンでは、中々雰囲気が良かった。医師のジョン・タトゥーロも静かな演技。PTSDへの対処法をも考えさせられた。前半の展開としては面白みのない淡々としたモノだが、これだけのめり込んで観てしまうのは、演技力のぶつかりあいが迫力あったからだろうなぁ。

 ゲームに夢中になる息子を「人間は死んだら終りなんだぞ」と叱るところからも、命の尊さを訴える内容となっている。でも、あのショック療法はひどいような気がする・・・

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kossy

3.5ピーター・ウィアーらしいとは言える作品

2015年4月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

監督のピーター・ウィアーは『ピクニック・アット・ハンギングロック』『危険な年』『刑事ジョン・ブック/目撃者』『モスキート・コースト』等の[異文化との衝突]を描いたドラマを得意にしているのだけど、半面イングマール・ベルイマンが[神の不在][神の沈黙]と呼ばれる作品で知られている様に、ウィアーにも[神との対峙][神との対話]と言ってもいい作品を撮っている。
前者が『モスキート・コースト』ならば後者にはこの作品や『いまを生きる』がそれに当たり、『モスキート…』は得意の[異文化との衝突]も加わりとても見応えがあるのだが(評判は非常に悪いが…)この作品では映画の途中からストーリーが破綻し始めてしまっているので好みがとても別れる作りになっている。
それでもラストはこの監督らしさに溢れていたと思うが…。

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松井の天井直撃ホームラン

4.0ジェフブリッジスの演技力

2014年10月15日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

幸せ

飛行機苦手なのに乗っちゃって事故に遭って
恐怖心がなくなってしまった人の映画
ピーターウィアー監督の力作

本編でかかるU2の曲とその時のシーンが
鳥肌物です

U2を好きになった切っ掛でもある映画
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keisuke