ファイヤーフォックスのレビュー・感想・評価
全10件を表示
クリント・イーストウッド監督作としては、物足りないかな。
アメリカの軍人が、ソ連の戦闘機ミグ31を盗むというサスペンス映画。
ストーリーはそこそこ楽しめましたが、いろんな意味で古さ
というのを感じる作品でした。映像そのものは
しょうがないにしても、アクションシーンがねえ。
特に、クリント・イーストウッドが殴り合うシーン。
パンチのスピードが遅いw 当たらないだろ、あれでは。
1982年の作品ですが、
この時代のアクション映画って、
こんな感じだったかな?
東西対立の構図
幼い頃からソ連を代表とする東側諸国は怖い国という風潮だったし、そのように洗脳されていたのかもしれない。当時はソ連にぎゃふんと言わせると喝采した気がするが、ふと冷静に考えると、それは一方的な見方だったかも。
この映画もよく考えれば、他国に侵入して盗賊まがいであり乱暴な設定。この頃のイーストウッド作品は、こういう雑な作りと脚本で、最近作の丁寧さとは明らかに違う。
私的に超絶好きな一本。劇場で2回連続で鑑賞、昔はそんなことができた...
私的に超絶好きな一本。劇場で2回連続で鑑賞、昔はそんなことができたのです。
ソ連に潜入、世界最高の戦闘機を盗み出す、ただそれだけ、アホな私にもわかりやすい話。
いつもギリギリで危機を回避してゆく、そして協力者たちの哀愁、そこがたまんないんです。
ソフトも購入、なぜかカットされている部分があり激怒した記憶、懐かしい。今回またロングバージョンを見て嬉しかった。でも字幕は微妙にソフト版の方が好きかな。そんな違いまで分かるとにかく大好きな作品。
当時、何かで落ち込んでいた(もう何かは覚えてない)自分に元気を与えてくれました。スコアは完全に私的思い入れです(笑)
ソ連が開発するのは10年先だと思っていたが、レーダーでも補足でき...
ソ連が開発するのは10年先だと思っていたが、レーダーでも補足できない最高速度マッハ6のファイヤーフォックス。空軍パイロットであったガント少佐はベトナムでのトラウマもあり、しぶしぶながら任務を引き受ける。ロシアに商人として入国して、KGBの追撃をかわしながらも機体を盗むガント。その後はずっと空中戦だ。
所詮は国家ぐるみの泥棒なのでアメリカの正義なんてのも感じられないけど、社会性も皆無。ただ単に戦闘機のアクロバットを見るばかりの後半は『スターウォーズ』の現代版といった雰囲気だった。
なかなかの緊迫感と迫力
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
ソ連に潜入して新型の戦闘機を盗み出す。現実性の乏しい話である。そして21世紀に入っても未だに人類は音速の6倍で高度36000メートルを飛ぶ戦闘機も、考えるだけで思考を読み取り反応する電子機器の開発も出来ていない。
しかし娯楽としては面白い。前半、冷戦下のソ連の監視を潜り抜け犠牲を払って相手の監視の追跡を撒きながら基地に潜入するのは緊迫感があった。後半の戦闘機の飛行の場面は、映像がおもちゃっぽいところはあったものの、この時代にしては健闘していてなかなかの迫力だった。冷戦下ではモスクワでの撮影も出来ないのにそれっぽくなっていた。物語には色々と突っ込みどころはあっても楽しめるのならばそれでいい。
全10件を表示