ファイアーストーム

劇場公開日:

解説

森林火災の消火活動員であるスモーク・ジャンパーの青年と切れ者の脱獄囚の死闘を描くアクション。監督は「スピード2」の撮影監督で本作がデビューとなるディーン・セムラー。脚本は。撮影は「ポストマン」のスティーヴン・F・ウィンドン。音楽はJ・ピーター・ロビンソン。出演は元プロフットボールチームロサンゼルス・レイダースのスーパースターで本作が初主演となるハウィー・ロング、「デンバーに死す時」のウィリアム・フォーサイス、「女神たちの季節」のスージー・エイミス、「羊たちの沈黙」のスコット・グレンほか。

1997年製作/88分/アメリカ
原題:Firestorm
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1998年5月30日

ストーリー

スモーク・ジャンパーのエキスパート、ジェシー(ハウィー・ロング)は上司ウィント(スコット・グレン)の後を受けて消防隊員のリーダーとなる。そんな折り、切れ者の囚人ランダル・シェイ(ウィリアム・フォーサイス)は森林火災を利用して4人の仲間と脱獄に成功。火災の消火に訪れたジェシーと遭遇したシェイは、彼を手玉にとって山火事のなかを逃亡。ジェシーは偶然森を訪れていた元海兵隊員の鳥類学者ジェニファー(スージー・エイミス)の協力を得て彼らを追う。そのさなかにも猛火は森を覆い、巨大な炎の嵐が吹き渡るファイアストームと呼ばれる危険な現象が起ころうとしていた。かくしてジェシーはシェイを追い詰め、ファイアーストームのなか、シェイは無残に焼死するのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0森林火災と凶悪犯、二つを上手にまとめ上げています。

2020年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

森林火災に乗じて脱獄を試みる凶悪犯と、森林消火活動員のバトルを描いた物語。

それ程期待せずに鑑賞し始めましたが、個人的には中々面白いと感じた作品でした。
「森林火災の恐怖」と「凶悪犯との戦い」、二つのストーリーを上手に絡ませてエンディングに繋げています。
エンディングのシーンも迫力満点でしたし、どんでん返しも無理なく受け入れることが出来ました。

1997年制作ということで、VFXのレベルが低いと感じたのが残念なところ。また、その為でもありますが、鑑賞済みのオンリー・ザ・ブレイブで感じた森林火災の恐怖と比較すると・・・趣旨が違うので仕方がないのでしょうが、鑑賞する順番が逆なら尚良かったのかもしれません。
話は少しそれますが、この映画では、ガソリンを撒いて火をつけるシーンがあります。京都アニメーション火災の話を聞くと、本当の火災はあんなものでは済まないのでしょうね・・・

コメントする (0件)
共感した! 0件)
よし
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る