劇場公開日 1958年6月6日

「脚色しすぎない等身大のビリー・ザ・キッド」左きゝの拳銃 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0脚色しすぎない等身大のビリー・ザ・キッド

2013年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

総合:60点
ストーリー: 65
キャスト: 65
演出: 60
ビジュアル: 55
音楽: 60

 ビリー・ザ・キッドといえば開拓時代の歴史に残る有名な無法者。だが彼を西部の英雄として脚色しすぎて描くのではなく、等身大の若者として描いているのが評価できる。日常の彼はありきたりな若者の一人。だが自分の価値観に従って開拓時代の西部を生き、復讐のために人を殺め、そのためにお尋ね者として追われる日々。仲間を失い心休まる時もなく心身ともに疲れ果てていく姿が痛ましい。主演が若き日のポール・ニューマンということで、彼の若々しい姿とやつれていく過程がビリーと重なっていて良い。

 個人的には歴史上の人物ビリーにたいして思い入れもあるわけではない。またポール・ニューマンは好きだけれども、彼の演じた作品中のビリーにたいしても特に大きな魅力を感じたわけでもないので、たいしてこの作品にのめり込んだわけでもなく、点数としてはこの程度です。悪く言えばビリーは開拓時代に存在したありきたりの暴走した若者の一人に過ぎなくて、私にとってその名声ほどは主人公としての魅力に欠ける。

コメントする
Cape God