ハンボーン

劇場公開日:

解説

たった1匹でアメリカ大陸をさ迷うことになった雑種犬ハンボーンの苦難の旅を描く。製作はゲイリー・ジリンガムとサンディ・ハワード、エグゼクティヴ・プロデューサーはメル・パールとドン・レヴィン、監督はロイ・ワッツ、脚本はサンドラ・K・ベイリー、マイケル・マーフィー、ジョエル・ソワッソン、原作はケン・バーネット、撮影はジョン・クランハウス、音楽はジョルジュ・ガルバランツ、編集はロバート・J・カイザーが担当。出演はリリアン・ギッシュ、ティモシー・ボトムズ、それに犬のハンボーン。ビデオタイトル「わんワンロード 全米横断5500キロの旅」。

1983年製作/90分/アメリカ
原題:Hambone and Hillie
配給:東宝東和
劇場公開日:1986年7月18日

ストーリー

ロスから主人のヒリー(リリアン・ギッシュ)と、息子マイケル(ティモシー・ボトムズ)の住むニューヨークにやってきた犬のハンボーン。コッカースパニエルとペキニーズの雑種犬であるハンボーンは3歳。子供のいたずらから乗るはずの飛行機に乗りそこねてしまい、1匹とり残されたハンボーンは、遥か5500キロの道のりを我が家をめざして旅立つことになった。大都会を抜け、西をめざしてひたすら歩き続けるハンボーンは、長距離トラック運転手のタッカー(O・J・シンプソン)に拾われて、一路ピッツバーグヘ。いっときの安らぎを得て再び1匹の旅に。腹をすかせてゴミ箱をあさっていたハンボーンは、そこでチキンをめぐって1匹の長老犬スクラッパーと運命的な出会いをする。放浪の先輩であるスクラッパーとともにハンボーンの旅は続いた。犬狩りの危機にあったハンボーンをスクラッパーが救った。そして恋人のキャミリーが現われる。しかしキャミリーには長旅は無理。足の不自由な少女アミー(シドニー・R・グリーンブッシュ)が救いの手をさしのべる。アミーの家で夢のようなクリスマスを過ごし、今度は2匹で旅を続ける。しかし、途中突然の出来事でキャミリーと永遠の別れを……。殺人犯との死闘を展開したり様ざまな苦難をのり越えて、ハンボーンは5500キロの旅を終えるのだった。

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