晩秋

劇場公開日:

解説

年老いた父と息子の交流を通して、家族の絆を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはスティーヴン・スピルバーグとフランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ。ウィリアム・ワートンの原作を基に、製作・監督・脚本はゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグ、共同製作はジョゼフ・スターン、撮影はジャン・キーサー、音楽はジェームズ・ボーナーが担当。出演はジャック・レモン、テッド・ダンソンほか。

1989年製作/アメリカ
原題:Dad
配給:ユニヴァーサル映画=UPI
劇場公開日:1990年4月20日

ストーリー

家族を犠牲にして仕事に生きるジョン・トレモン(テッド・ダンソン)のもとに、ある日母のベット(オリンピア・デュカキス)が心臓麻痺で倒れた、と知らせが入る。ジョンが病院に到着した時、母は安定を取り戻していたが、彼にとって逆に父のジェイク(ジャック・レモン)の老いた姿が驚きだった。そしてジョンはその日から、すっかり生気を失った父の面倒をみて、一緒に暮らしてゆくことを決意するのだった。息子の愛情あふれる介抱に、ジェイクはすっかり元気を取り戻す。そしてふたりのもとに、離れて暮らしていたジョンの息子ビリー(イーサン・ホーク)が訪ねてやって来る。そしてベットも退院。ジェイクは、久しぶりに娘のアニー(キャシー・ベイカー)やその夫マリオ(ケヴィン・スペーシー)たちにも囲まれ、幸せな日々を過ごす。しかしそんな折、ジェイクがガンに犯されていることが分かり、それを知らされたジェイクは、ショック状態に陥った。つきっきりのジョンの看病と、チャド医師(ゼイクス・モカエ)の配慮で、数週間後の朝、ジェイクは意識を取り戻す。しかし今度は、気の強いベットとの生活の中で、ジェイクはもうひとつの生活を夢みる二重人格的な行動をとるようになる。そんな夫に反発するベットも、ジョンの説得でそれを受け入れた。こうしてジェイクは、家族の理解に包まれて、静かに息を引きとるのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第62回 アカデミー賞(1990年)

ノミネート

メイクアップ賞  

第47回 ゴールデングローブ賞(1990年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ジャック・レモン
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映画レビュー

3.0 アメリカでの自動車免許取得は簡単だというけど、いくらなんでもあの...

2018年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 アメリカでの自動車免許取得は簡単だというけど、いくらなんでもあの老人に教習所通いは厳しいだろうに・・・。まぁ、多少老いは感じるけど、アルツハイマーではなさそうだ。

 膀胱がんに罹ったジェイクは術後の経過がよくない。昏睡状態を克服し、やがて何かがふっきれたように楽しいことばかり考えるようになった。妻はその異様な明るさについていけないが、他の家族は皆ジェイクに合わせて楽しいことを付き合うのだ。

 家族で日本語を話しながら、日本文化を勉強し、日本食を摂るシーンが笑える。日本では男と女の違いがわからないとか・・・。小ネタ的に笑えるところが多かったけど、全体のプロットは平凡だったのが残念。

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kossy

4.5親を看取った後にはこたえるが…

2009年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

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たばさばさ。
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