パリ警視J

劇場公開日:

パリ警視J

解説

「勝手にしやがれ」のジャン=ポール・ベルモンドが主演を務めたポリスアクション。

パリ警視庁のジョルダン警視は、フランス最大の犯罪シンジケートの親分メカチを追っていた。マルセイユ沖で大規模な麻薬取引があるとの情報を得た彼は、ヘリで組織の船を追い、押収した麻薬を全て海に投げ捨てる。さらに危険地帯へと乗り込んで捜査を進めていくが、メカチはジョルダンの部下を殺してジョルダンに濡れ衣を着せようとする。モンマルトル署に左遷されながらもメカチ逮捕に執念を燃やし続けるジョルダンは、メカチの犯罪を証明できる唯一の男フレディの行方を探り当てるが……。

メカチ役に「オーシャンと十一人の仲間」のヘンリー・シルバ。「ボルサリーノ」のジャック・ドレーが監督を務め、エンニオ・モリコーネが音楽を手がけた。2022年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」(22年9月2日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で37年ぶりに劇場公開。

1984年製作/102分/PG12/フランス
原題:Le marginal
配給:エデン
劇場公開日:2022年9月2日

その他の公開日:1985年5月25日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

2.01984年当時の捜査手法

2022年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

殴る・蹴る・発砲するの連続で、ストーリがイマイチでした。残念!

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aki007

3.0ベルモンドのド根性刑事やりたい放題

2022年9月18日
iPhoneアプリから投稿

ベルモンドが、ハリウッド映画っぽい型破りの刑事を演じるハードボイルドだけど、イマイチ盛り上がりに欠ける作品でした。ヘリからモーターボートに飛び移ったり、パリ市内をカーチェイスで爆走するなどをノースタントでやっているのは、相変わらずあっぱれです。左遷された先のパリのピガール地区のアンダーグラウンドの雰囲気も面白いです。とは言え、それなりに迫力あるシーンがあるのに、アクションシーンをただ並べているだけで、なんかブツ切り状態なのが残念。ベルモンドのタフガイ振りはいつもながらカッコいいけど、もっと活かしてほしかったな。悪役のヘンリー・シルヴァも、ハリウッドから出張してきた割にはいいとこ無し。

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シネマディクト

3.5平板だったかなぁ

2022年9月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

ヘリコプターから宙づりで高速ボートへ、ムスタングでバリバリのカーアクションなどは相変わらずでとっても良かったです。車を運転しているときのベルモンドの顔はすごくいい!理解ある同僚をベルモンド映画お馴染みのピエール・ヴェルニエが演じていて嬉しかった。

いわゆる「型破り」「一匹狼」警視と職場上司の関係などは既視感があって(そもそもこの映画やベルモンドが最初なのかもしれないけれど)奥行きが感じられなくて残念だった。あと他のベルモンドの映画でも思ったが、血糊は日本の舞台とか映画の方が本物らしい色と粘りがあると思いました。

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talisman
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