ハムレット(1964)
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ハムレット(1964)

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解説

シェークスピアの原作を「ドン・キホーテ(1957)」のグリゴーリ・コージンツェフが脚色・演出した悲劇。撮影はヨナス・グリツィウス、音楽はディミトリ・ショスタコヴィッチが担当した。出演はインノケンティ・スモクトゥノフスキー、アナスタシア・ヴェルチンスカヤ、ミハイル・ナズバーノフ、エルザ・ラジン、ユーリー・トルベーエフほか。六四年ベニス国際映画祭で審査員特別賞を受賞している。

ストーリー

父君急死の報を受けて、ヨーロッパから帰国したデンマークの王子ハムレット(インノケンティ・スモクトゥノフスキー)は、母后ガートルードと王位を継いだ王弟クローディアスの結婚をきいて驚ろいた。その頃、学友のホレーショから先王の亡霊が出没する話を聞いて、自ら出かけていった。亡霊が現れて、弟に睡眠中に毒殺され王位と妃を奪われたことを語った。ハムレットは復讐を誓い、叔父を油断させるために狂気を装うことにした。ハムレットを慕うオフェリアは内大臣ポローニアスの娘である。王子の愛は気まぐれだから本気にしてはいけないと、父や兄レアチーズからいわれ、悲しみの毎日を送っていた。王子の乱心をオフェリアへの失恋のためと考えたポローニアスは、二人だけにして蔭で話をきいていた。ハムレットは彼女に尼寺に行けと言うのだった。王殺しの証拠をつかむために旅役者の一座に毒殺の場面を演じさせたハムレットは、狼狽する王をみて確信を得た。妃の部屋で、母の不義を責めている時、カーテンの蔭にいる人影を王と思って刺殺したが、それはポローニアスだった。オフェリアは発狂し、入水してしまった。兄レアチーズはハムレットが下手人と聞き、試合を挑んだ。相手が先に毒を塗ってある真剣を使っているのも知らず、ハムレットはまず一本とった。王は毒酒をすすめたが断って試合を続け、また一本とった時、妃は自ら毒杯を飲んだ。腕に傷を負ったハムレットが相手を斬った時、妃は倒れた。喘ぐレアチーズから、事情をきき、王を刺して復讐をとげたが、彼の全身にも毒がまわり学友のホレーショにすべてを頼んで息を引取った。...

作品データ

原題 Hamlet
製作年 1964年
製作国 ソ連
配給 東和

提供:株式会社キネマ旬報社

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