ハートブレイク・タウン

劇場公開日:

解説

ハリウッド大通りを溜り場にするストリート・キッズたちの姿を描いたセミ・ドキュメンタリー・タッチの群像ドラマ。監督・脚本は「ドリーム・ドリーム」の28才の新鋭マーク・ロッコ。製作はポール・ハーツバーグ、エクゼクティブ・プロデューサーはロッコとリサ・M・ハンセン、共同脚本はマイケル・ヒッチコックとカート・ヴォス、撮影は「ガッチャ」のキング・バゴット、音楽はビル・フィージが担当。主演は「恋の時給は4ドル44セント」のダーモット・マルロニー、「ツイン・ピークス」のドナ役のララ・フリン・ボイル、「蠅の王」のバルタザール・ゲティ。

1992年製作/アメリカ
原題:Where the Day Takes You
配給:松竹富士
劇場公開日:1993年1月23日

ストーリー

華やかなハリウッドの裏側。そこは家出した少年少女たちの溜り場。そんな中でキング(ダーモット・マルロニー)はファミリーを作り、仲間たちの面倒を見ていた。刑務所に入っていたキングは、定期的にソーシャル・ワーカー(ローラ・サン・ジャコモ)のインタヴューを受ける条件付きで仮出所した。だが彼がいない間にリトル・J(バルタザール・ゲティ)は拳銃を手に入れ、グレッグ(ショーン・アスティン)はドラッグ漬けに、そして恋人は対立するグループのリーダー、トミー(ピーター・ドブソン)に奪われていた。キングは新入りの美術 少女ヘザー(ララ・フリン・ボイル)に協力を頼み、トミーに一泡吹かせた。トミーは復讐のためキングたちの寝ぐらを襲うが、リトル・Jに射殺された。仲間を連れて街を出る決心をしたキング。しかしグレッグはドラッグのために息絶えていた。グレッグを捜しにバスを降りたキングとリトル・Jの間に2人の警官が現れ、銃を構えた。キングはリトル・Jをかばって銃弾に倒れた。キングと愛し合ったヘザーには、ヴィデオに残されたキングの笑顔が悲しくも美しい思い出となったのだった。

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映画レビュー

3.5古いけど良作

2017年1月26日
iPhoneアプリから投稿

ハリウッドのストリートで生活するストリートキッズ達の青春群像劇。1992年の作品なんで古臭さは感じるけどリアルで切ないストーリーにいつしか引き込まれてた。華やかなハリウッドの裏で必死に生きる少年少女たちのリアルな物語。しかしそんな彼らに容赦なく立ちはだかる現実。その現実から逃れようとする姿が痛々しくも切なくて純粋。そしてリーダーのキングのセリフ1つ1つがカッコいい。
こういう映画嫌いじゃないです!

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しん
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