野いちごのレビュー・感想・評価

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野いちご

劇場公開日 2013年7月20日
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過去の想い出。 後悔もあるけど、戻ってこない。 手にした名誉とは何... ネタバレ

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過去の想い出。

後悔もあるけど、戻ってこない。

手にした名誉とは何だったのか。

tsucchi1989
tsucchi1989さん / 2017年7月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ベルイマンらしい分り辛さ

総合55点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:60点|音楽:65点 )

 社会的に成功している医者が急に夢を見る。何故今更彼はこんな夢を見るのか。
 彼の体験するようなことはこの日ではなくても普通に起きていたのだろうが、彼自身がそれをあえて気にもせずに無視していただけではないかと思う。年老いて死を意識して初めて知った自分の不安と孤独という現状が、他人に無関心な彼の観る景色と人に関する意識を変え彼自身も変える。自分の意識の変化が観るものを変えているのである。

 でもベルイマン監督らしい抽象的な描き方で相変わらず分り辛い。夢と現実が交じり合ってはっきりしない。感覚で感じとるのだろうが、彼の演出にはどうも素直にのめりこめない部分がある。たった半日の小さなことの積み重ねでの変化というのにもそれほど惹きつけられなかった。

Cape God
Cape Godさん / 2017年6月25日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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シュール

意固地・偏屈は不幸ねぇ(^^;;

1957年でこんな面白いもの作ってたんだーと
いたく感心した

mamagamasako
mamagamasakoさん / 2016年7月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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しみじみとした希望

とんだガンコ爺さんが主人公ですが、乾いたタッチでユーモアもあり面白かったです。
人生の成功者である老教授が、その証である授賞式に向かう途中、自分の過去と改めて向き合っていきます。
イングマール・ベルイマン監督、1957年の作品です。

大昔にTVで観たことがあるらしく、冒頭のシーンと終盤の絵画のような美しい光景にはハッキリ記憶がありました。
ストーリーはサッパリ忘れてましたが、それだけのインパクトのある映像です。

心の底に沈んでいた過去に触れながらの、老教授の小旅行の行く先は…。
誰だって新しい今日を生きているのです。
歳を重ねて改めて出会い、しみじみとした希望を受け取りました。

グッドラック
グッドラックさん / 2016年6月27日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  楽しい 幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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人生の最後に自分人生に価値が無かったと思い知らされる恐怖

人間は誰もが『価値がある人生』を送ってその一生を終えたいと思っている。

それは『自分の育てた家族』であったり『社会に対する貢献』であったり『常人では成し遂げられない偉業』であったり、その形は人それぞれではあるが『価値ある人生』とは一夕一朝で成せるものではない

それを成し遂げる為の階段を毎日一段一段登ってゆく地道な日々の積み重ねなのだ。

努力を重ね、成長と反省を繰り返し、日々の積み重ねを成し遂げた者だけが『価値ある人生』を終える事ができる。

しかし、人生が終盤に近づき自分の人生を振り返った時、今まで積み重ねた日々が『間違っていた』『勘違いしていた』ことに気付いてしまったとしたらどうだろう?

それに勝る絶望は無いのではないだろうか。

立派に成長し、自分の事を尊敬してくれていると思いこんでいた子供の愛情が実は勘違いだった…

共に人生を過ごした愛すべき伴侶から本当は愛されていなかった…

この映画は人生の黄昏に差し掛かった老人が何十年と信じ続けてきた『自分の人生の価値』が本当はハリボテのイミテーションであったと思い知らされる地獄巡りの旅を描いた映画です。

傲慢の罪に対する罰は『孤独』恐ろしい、恐ろしい、物語…

しかし、この映画は絶望だけでは無く最後に微かな希望を残して終わります。

人生、『もう間に合わ無い』なんて事は無い、これから、今すぐにでも自分の生き方を見つめ直し、他人の為に『すべき事を成せ』

時間を戻すことは出来ないけれど、自分のあるがままを受け入れてゆく事はできる

そうすれば笑って人生を終える事もできるんじゃないか?

…僕にはこの映画がそう呟いているように感じました。

スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンの1957年製作の作品ですが、そのメッセージ性は古びる事なく、今も人の価値観を揺さぶる名作だと思います、お薦めです!

みじんコ
みじんコさん / 2016年5月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ワシにはまだ早い ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

デヴィッドリンチやイニャリトゥ、フェリーニなど、多くの映画作家に影響を与えた作品として知られているため鑑賞。

モノクロの映像が美しい、って所までは行った。笑

カメラは殆どフィックスだけどたまにドリーとかある。時代柄というのもあるけど、変にカメラを動かさないから、役者の配置とかに集中出来るんだろう。照明や構図などバチッと決まってるなぁという印象。

物語自体は、おれにはまだ早いかな…
老人が今までの人生を振り返り、自分の誤りに気付き、最後に改まって人に親切にする、という…
まだ20代のワシには早すぎるのぉ。

saikimujin
saikimujinさん / 2016年5月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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甘酸っぱい「追憶」

気難しいおじいちゃんが、夢を通して自分の人生の棚卸しをする。
「追憶」とは、過ぎ去ったものを懐かしむとか、失った心の故郷を取り戻したい感情なのではない。
それは、過去と現在の間ににひっかかっていて、「未来」へ通じる「時空との対話」のようなもの。

勇気とユーモアをもって過去を引き出すことができれば、もう必要のない癖を手放すことができる。そして本当に価値のあるものが輝き始める。

家政婦さんとの丁々発止な会話に、まぎれもない愛情があり、嬉しくなった。

Raspberry
Raspberryさん / 2015年2月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  楽しい 幸せ
  • 鑑賞方法:-
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あのSF作品の元ネタがこんなところに

 回想、夢、旅の途中で出会う人々。三つの次元で老人の物語が語られる。
 最初の夢のシーンの印象は強烈。誰もいない街路に、樹木と街灯の影が横たわっている。そのうち街灯の影はカメラが動いても形や長さを変えない。これは街灯に陽が当たって形作られた陰ではなく、実際にはセットの書割に描かれた絵である。この効果は大きく、モノクロの映像で非現実的な雰囲気を出すことに貢献している。
 また、ラストの授賞式のシークエンス。荘厳なファンファーレが鳴り響き、ホールに厳粛な雰囲気が満ちる。主人公を囲む人々の晴れやかな表情。老人がおのれの人生への評価を、否定的なものから変化させていくシーン。似たようなシーンを30年後の作品で観た。ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」第一作のラストの元ネタは恐らくこの授賞式であろう。
 21世紀に入っても、映画が描く人間には大きな変化はない。探せばもっとほかにも元ネタがあるのかも知れないが、そんなことよりも、ベルイマンの描く人間の姿を凝視したい。

よしただ
よしたださん / 2015年1月24日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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夢現

冒頭で老医師イーサクが見る不気味な悪夢のカメラワークと、濃淡なモノクロの映像美が秀逸だ。
当初、この悪夢はイーサクに忍び寄る死を予感させるものだと思っていたが、これはずっと自分の殻に閉じこもったままの彼の心が、既に死んでいることを暗示しているシーンなのかもしれない。

イーサクは名誉博士号の授賞式に出席する為に、息子の妻マリアンを同行させるが、彼女の態度は義理の父親のイーサクに対してどこかよそよそしく、冷たくも感じられた。
普段から人との付き合いを拒絶しているイーサクは、息子夫婦とも距離を置いていたが、彼を極度の人間不信に陥らせた原因が、過去と現実と夢が錯綜する旅の途中で次第に判明していく ー。

人は誰しも自分の過去を振り返ることは出来ても、その過去をやり直すことなんて絶対に無理な話です。
だから人は生きている内は、このイーサクと同じように悔恨の念に翻弄され続けるしかないのでしょう。
私は時に「沈黙」は罪であると言うことを感じました。
スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマン、人生の黄昏時を語るよね。

みつまる。
みつまる。さん / 2015年1月17日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  知的 難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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