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解説

翻訳家の母とその息子の葛藤を通して、複雑な母と息子の関係、大人への目覚めに揺れる少年の心の動きを描き、家族・幸福・愛・孤独・老いといったテーマに迫った一編。旧ソ連ウクライナ出身でオデッサ劇映画スタジオ所属の女性監督キラ・ムラートワの第3作だが、成人向けという条件付きで上映が許可されたものの、結局そのままオクラ入りとなっていた。彼女は社会的弱者や人間の内面の矛盾をあるがままに余すところなく描くという姿勢を貫き通したために、ソ連時代は20年以上にわたって不遇な創作活動を強いられた。86年のペレストロイカ以降、それまで国内で黙殺されていた作品が海外でも日の目を見、本作も87年のロカルノ国際映画祭FIPRESSI賞を受賞するに至って、ムラートワの名は一躍、国際的な脚光を浴びることになった。脚本は女性作家ナターリヤ・リャザンツェワ、撮影は「金色の雲は宿った」のゲンナジー・カリューク、音楽はオレーグ・カラワイチューク。出演はボリショイ・ドラマ劇場のヴェテラン女優で映画初出演のジナイーダ・シャルコ、オデッサの中学生でやはり映画初出演のオレーグ・ウラディミルスキー、「7/6 ソビエトの一番長い日」のユーリー・カユーロフら。

ストーリー

夫と別れて10数年、エフゲーニヤ(ジナイーダ・シャルコ)は英語技術翻訳で生計を立て、女手ひとつで今年16歳になる息子サーシャ(オレーグ・ウラディーミルスキー)を育ててきた。だが、サーシャには愛情過多で何かと世話を焼きたがる母親は疎ましく、それに、この夏再会した父親の魅力も忘れがたかった。ある日、エフゲーニヤはサーシャを連れて友人ニーナの別荘を訪ねた。彼女はニーナの夫の旧友ニコライ(ユーリー・カユーロフ)と知り合い、優しく細やかな気遭いの彼に心ひかれる。一方、サーシャも幼なじみで黒髪も美しく成長したマーシャ(タチアナ・ムィチコ)に胸躍らせる。その席上、またも母と衡突したサーシャは父親の許へ行くことを夢見る。エフゲーニヤは、息子の決心が堅いことを知り、何とか自分の手元に引き止めたいと焦るあまり、知り合いの郵便配達係に頼み、父親からサーシャに届いた手紙を盗み読もうとまでする。そんな彼女にニコライは「君はまだ若く魅力的で、白分の人生を生きるべきだ」と説くが、息子のことで取り乱した彼女は上の空だった。母との行き詰まる生活に耐えかねたサーシャは父へ長距離電話をかけ、新しい生活を始めたいと必死で訴えた。エフゲーニヤもこの現実を受け入れようと決意する。そして彼女の職場の懇親パーティーの夜。自分を抑えきれず些細なことでヒステリックに振る舞う姿を見た時、サーシャは初めて母には自分が必要なのだと気づく。彼はもうどこへも行かないよと言って、母の手を握りしめた。...

作品データ

原題 The Long Farewell Допгие Проволы
製作年 1971年
製作国 ソ連
配給 日本海映画

提供:株式会社キネマ旬報社

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