デッドチャンネル

劇場公開日:

解説

TVのモニターに本物の殺人場面が混入したことから事件の謎に挑むことになる男の姿を描いたサスペンス・スリラー。ヴィンセント・スパーノが主演。

1988年製作/イタリア
原題:High-Frequency Qualcuno in ascolto
配給:アルシネテラン=丸紅
劇場公開日:1990年7月28日

ストーリー

アルプスの高地にある衛星通信の地上中継局に一人で勤務しているピーター(ヴィンセント・スパーノ)は、世界中のTV番組をモニターしながら日々を過ごしている。彼の唯一の楽しみはアマチュア無線だが、ある日大西洋の向こうに住んでいる少年デニー(オリヴァー・ベニー)の声をキャッチし、以来、共に孤独な境遇の二人は無線を通じて友達となった。ある日、磁気嵐による混線からか、ピーターのモニターに突然本物の殺人事件の映像と、さらには何かに脅えるような若い女性アンナ(イザベル・パスコ)の姿が映る。調査の結果その場所がアメリカだと知ったピーターとデニーは協力して事件を解決すべく行動を開始するが、やがてデニーの身に危険が迫った。事件の背景には、極秘の宇宙技術をめぐる陰謀があり、ピーターが衛星通信で逆にその現場を全世界に流そうとすることで二人は危機を救われる。

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