デサント・オ・ザンファー 地獄に堕ちて

劇場公開日:

解説

ある夏のリゾート地で起きた殺人事件を描くサスペンス映画。製作はアリエル・ゼイトゥン。デイヴィッド・グーディスの原作を基に、監督・脚本は「華麗なる女銀行家」のフランシス・ジロー、共同脚本・台詞はジャン・ルー・ダバディ、撮影はシャルリー・ヴァン・ダム、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当。出演はソフィー・マルソー、クロード・ブラッスールほか。

1986年製作/フランス
原題:Descente Aux Enfers
配給:TAMT
劇場公開日:1988年6月13日

ストーリー

20歳の若妻ローラ(ソフィー・マルソー)を連れ、バカンスで真夏のハイチ島へやってきた40代の作家アラン(クロード・ブラッスール)は、自分を取り巻く何もかもに無関心な妻の態度に焦立ち始めていた。彼が三文作家に落ちぶれたのも、冷感症で不感症の妻との関係がうまくいってなかったからである。それでもアランは妻を愛していたが、ローラはそんな夫の気持ちを知りながらもホテルの若い男と浮気を重ねる。ある蒸し暑い夜のこと、泥酔したアランは、彼の財布を盗もうとした若者と争い、誤って殺人を犯す。やがて正当防衛のはずのアランのもとに、目撃者からの執拗な脅迫が届く。苦悩するアラン。しかしこの頃から、夫の罪を晴らそうとローラが躍起になり、アランに愛情を示し始める。そしてその複雑な、彼女の変貌の謎は、カリブの夜明けにアランとローラが体を重ねた時に明らかになる……。

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