ダライ・ラマ

劇場公開日:

解説

チベット問題について中国側からの見解を示したドキュメンタリー。数々の映像資料と当事者のインタビューから、チベットの歴史、ダライ・ラマの化身転生者認定からチベット脱出までを描いた中国中央電視台の作品。監督は白丹。制作は任一農と李佐民。撮影は厳学竹と熊田の二人があたる。録音は陳衛軍。

1998年製作/90分/中国
原題:The Dalai Lama
配給:龍影(配給協力:アップリンク)
劇場公開日:1998年8月22日

ストーリー

チベットの歴史におけるチベット仏教が貧農を搾取する封建社会の象徴でしかなかったこと、また、清から中華民国にかけての”中国”が、チベットに対していかに影響を与え、現在のダライ・ラマ選定にも中国が関わったかということ、その他により1950年の「チベット解放」を正当化しようと試みている。そして、ダライ・ラマが1954年第1回中国人民大会に出席、全国人民代表大会常務委員会副委員長に任命される映像が写され、ここで彼がいかに歓迎され、かつてあった中国とチベットとの有効な時代を提示する。そして1959年のダライ・ラマのチベット脱出は、1956年のインド訪問での影響が原因であると主張。ダライ・ラマの人格を評価しつつも。周囲に影響されやすい欠点を持つと主張している。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
製作
任一農
李佐民
撮影
厳学竹
熊田
録音
陳衛軍
顧問
丹増
李佐民
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