ダスト・デビル

劇場公開日:

解説

砂漠の町で起こる猟奇的な殺人事件を描くホラー映画。ミュージック・ビデオ界出身で、近未来SF映画『ハード・ウェア』で注目されたリチャード・スタンリー監督の第2作。製作はジョアン・セラー、脚本はスタンリー、撮影はスティーヴン・シヴァース、音楽はサイモン・ボスウェルがそれぞれ担当。

1992年製作/イギリス
原題:Dust Devil
配給:KUZUIエンタープライズ
劇場公開日:1992年8月29日

ストーリー

1990年、アフリカのナミビア砂漠。猟奇的な連続殺人事件が発生、警官のベン・ムクロブ(ゼイクス・モカエ)はむごたらしい殺害現場で古代民族の紋章と、指の切り取られた人間の手を発見する。ベンはドライブイン・シアターの映写技師で呪術師のジョー・ニーマンドに助けを求める。ジョーは、この一連の犯行が、砂漠の悪魔《ダスト・デビル》によって引き起こされていると告げた。一方結婚生活に幻滅し家を飛び出してきたウェンディ・ロビンソン(チェルシー・フィールド)は、謎の男(ロバート・バーク)を車に乗せる。男とベッドをともにした後、彼女は男の荷物の中に切り取られた指を見つける。突然男に襲われたウェンディはモーテルから逃げ出す。彼女を探しにきた夫のマークと出会ったベンは、ダスト・デビルが人間の姿をして砂漠にやって来たこと、デビルの標的がウェンディであることに気づく。彼女をおとりにデビルをおびきだすベンとマーク。激しい戦いの末、彼らはようやく男を倒したのだが、男の身体から離れたデビルはウェンディの肉体に乗り移っていたのだった。

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