太陽の帝王

劇場公開日:

解説

千年の昔、マーヤ族が築いた文化と歴史を描いたアクション・スペクタクル史劇。製作は「雨に濡れた欲情」のルイス・J・ラクミル、監督は「隊長ブーリバ」のJ・リー・トンプソン、「折れた矢」のエリオミット・アーノルドの原作を彼とジェームズ・R・ウェッブが共同でシナリオを、「ペペ」のジョー・マクドナルドが撮影を「大脱走」のエルマー・バーンスタインが音楽を、それぞれ担当した。出演者は「隊長ブーリバ」のユル・ブリンナー、「ウエスト・サイド物語」のジョージ・チャキリス、「土曜の夜と日曜の朝」のシャーリー・アン・フィールドなど。

1963年製作/アメリカ
原題:Kings of the Sun
配給:ユナイテッド・アーチスツ
劇場公開日:1964年1月3日

ストーリー

マーヤ族のバラーム王子(ジョージ・チャキリス)の継位の儀式の最中、西方の部族ヒュナック(レオ・ゴードン)の急襲を受け、王子以下生き残りの兵士達は、脱出して海辺のインディアンにかくまわれた。しかし、そこさえもつきとめられ、村の漁船を集めて海上へ脱出を計った。そして今のテキサス州に漂着し、土着の小部族と交流しながら復讐を誓い、彼らの持つ文化で新しい村造りを始めた。インディアン酋長の娘イスチェル(シャーリー・A・フィールド)は、ヒュナックの猛襲前、父がバラーム王子と交わした結婚誓約に腹を立てながらも、2人は好意を認めていた。突如、領土を侵された北アメリカの好戦部族の酋長ブラック・イーグル(ユル・ブリンナー)が現れ、王子に戦を挑んできた。だが、瀕死の重傷を受けたイーグルを、必死の看病をするイスチェルは彼に心ひかれていった。彼の回復がうかがえる頃、マーヤ族の祭司たちは彼を新大陸のいけにえにしようと考えた。しかし、酋長の危険を知った部下たちは、急きょイーグルを救った。イーグルは両部族の共存をしようと、バラーム王子に手をさしのべた。その平和もヒュナックのマーヤ族へ対する襲撃に中断された。2部族は平和のために全力で応戦、見事ヒュナック一族を破った。だが、この戦いにイーグルを失うという大きな代償があった。王子はイーグルとその部下のお陰で、懐かしいマーヤの故郷へ戻ることができた。しかし、この高い代償を払った新しい土地を、彼らの故郷にすることに決めた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0ユルブリンナーとジョージチャキリスの対決

2023年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジョージチャキリス扮するマーヤ族のバラム王は、西の部族に攻められ民のため逃亡した。 ユルブリンナー扮する先住民の族長ブラックイーグルは、海から来たよそ者を探しに出た。

風貌からしてユルブリンナーには持って来いの配役だね。ジョージチャキリスは、ウエストサイドストーリーの頭のままだったな。ユルブリンナーがジョージチャキリスと対決するなんてびっくりだね。

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重

3.0どっちが?

2022年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

中米のマヤ族が鉄器を扱う部族に攻撃され、王となった王子(ジョージ・チャキリス)とともに、新大陸に逃げ出す。
そこでは好戦的な先住民がおり、捕まえた族長(ユル・ブリンナー)から多くの情報を得る。
スペクタクル作品だが、小ぢんまりとまとまっている。

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