ダーティ・ウィークエンド
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解説

男たちの有形無形の暴力に追い詰められた平凡な女が、狂気に駆られて男たちを次々に抹殺していく姿を描いた、異色サスペンス。女性作家ヘレン・ザハーヴィの同名小説(新潮文庫)を、「狼よさらば」「スーパー・マグナム」のマイケル・ウィナーの監督で映画化。脚本はザハーヴィとウィナーの共同。製作はロバート・アールとウィナー、撮影はアラン・ジョーンズ、音楽はデイヴィッド・ファンショウ。主演はリア・ウィリアムス。共演はTV『ナポレオン・ソロ』のデイヴィッド・マッカラム、ルーファス・スェールほか。

ストーリー

ごく普通の女性、ベラ(リア・ウィリアムス)は、恋人の浮気をきっかけに、都会を離れて既婚の女友達の住む海辺の町に移り住むことを決意する。ある日、彼女は向かいの家から自分のことをじっと見ている男がいることに気づく。その男ティム(ルーファス・スェール)はしつこく性的ないたずら電話を掛けてきて、それは次第に脅威へと変わる。彼の嫌がらせは日に日にエスカレートしていったが、ベラにはそれをどうすることもできず、自分の無力さを痛感する。人を傷つけることを恐れ、目立たぬように生活してきたベラは突如降りかかった災厄に恐怖する。イラン人の透視者に相談してみたところ、彼はナイフを握らせて「殺人者か犠牲者か、どちらかを選べ」と答えた。再び電話が掛かってきた夜、ついに我慢の限界を越えた彼女は反撃を開始。ティムの家に忍び込み、ハンマーで殴り殺した。その時から彼女は、女を見下す豚には死を与えるべきだと気づいた。闇ルートで拳銃を手に入れた彼女は夜毎、町をさまよい、心理学者のノーマン(マイケル・クルー)や歯科医のレジー(デイヴィッド・マッカラム)を血祭りに上げ、ホームレスの老婆に暴行を加えようとした男たちを射殺した。家を引き払い、旅に出ようとした彼女を、今世間を騒がせている連続殺人犯が襲った。だが、彼女はナイフで男を刺し殺し、返り討ちにする。ベラはいずことも知れずに旅立った。...

作品データ

原題 Dirty Weekend
製作年 1993年
製作国 イギリス
配給 アルバトロス・フィルム

提供:株式会社キネマ旬報社

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