ストーリービル 秘められた街

劇場公開日:

解説

ニューオリンズを舞台に、殺人事件に巻き込まれた名門出の青年の姿を描く。監督・脚本はTVシリーズ「ツイン・ピークス」のマーク・フロスト。本作が劇場用映画第1作となる。製作は、エドワード・R・プレスマンと、デイヴィッド・ロウ、撮影はロン・ガルシア、編集はB・J・シアーズ、衣裳はルイーズ・フログレイ、音楽はカーター・バーウェルがそれぞれ担当。

1992年製作/アメリカ
原題:Storyville
配給:アスキー
劇場公開日:1992年11月21日

ストーリー

ニューオリンズの名門生まれの若き弁護士クレイ・ファウラー(ジェームズ・スペイダー)は、念願の代議士に立候補することになる。演説披露パーティの席で、不思議な魅力をもつ女リー(シャーロット・ルイス)に出会った彼は、誘われるまま官能的な時をすごした。数日後、リーがやってきて、2人の情事がリーの父親によって、ビデオに撮られていたとクレイに告げる。ビデオを奪うためリーのアパートへ行ったクレイは、父親と激しく争うが、クレイが気を失っている間に、父親は何者かに殺されてしまった。警察はリーを殺人容疑者として逮捕、クレイはこの事件の弁護を引き受けることにする。裁判が始まり、クレイは証人として、犯行現場の階下の部屋に出入りしていたホモのモデルを呼ぶ。そして犯人はクレイのライバル候補ホリスター(フィリップ・カーター)の片腕、トレヴァリアン刑事(マイケル・ウォーレン)であることを証明する。すべてはクレイの失脚をもくろんだホリスターが仕組んだ罠だったのだ。一件落着し、クレイは自分の父親にまつわる疑惑を調査しはじめる。かつて彼の父親は、連邦当局から土地疑惑で取り調べを受け、証言の当日自殺していた。父の死は他殺かもしれないとクレイはにらんだのだ。彼は叔父クリフォード(ジェイソン・ロバーズ)が土地疑惑の真犯人であり、父を殺害していたことをつきとめる。さらにクレイの父親は実はクリフォードであったことも判明、リーの父親を殺したのも、息子を危険から守ろうとしたクリフォードの手によるものだったのだ。真相がすべて明らかになり、クリフォードは自ら命を絶つのであった。

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