劇場公開日 1950年11月14日

「「頭上の敵機」を観て・・」頭上の敵機 Ryoichiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「頭上の敵機」を観て・・

2016年1月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

英語タイトルは「12 O'clock High」。グレゴリー・ペックが主演。厳しい上官の指導の下、部隊の部下が成長していく様は戦争映画の王道。この作品も例外ではない。舞台は1942年の第二次世界大戦で、連合軍がまだ戦況に苦しんでいた頃。連合軍の918部隊はイギリスの基地からB-17の編隊で爆撃の攻撃をするのが任務。主人公は未帰還機が多い918部隊に派遣されて来た司令官。918部隊の士気は下がっていた。上官の厳しい指導や度重なる訓練で隊員は全員転属願いを・・しかし、戦況は厳しくなり、攻撃もドイツ本土の軍需工場を白昼爆撃する危険なものに・・918部隊は危険な任務を遂行していく。敵の戦闘機との戦闘シーンは迫力の映像だ。犠牲者も数多く出てきて主人公の上官も疲れてきた。帰還するB-17爆撃機を観測する場面で映画は終わる・・1949年の製作、戦争の悲惨さの映像は半端でない。散っていった若者らに手を合わせる(涙)

Ryoichi