真実(1960)
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真実(1960)

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解説

「スパイ」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが監督・脚本・台詞を担当したドラマ。共同脚色者としてシモーヌ・ドリュー、ジェローム・ジェロニミ、ミシェル・ペラン、ヴェラ・クルーゾーが名をつらねている。撮影はアルマン・ティラール。音楽はジェイ・ボナール。出演するのは「気分を出してもう一度」のブリジット・バルドー、「欲情に掟はない」のサミー・フレー、ジャン・ルー・レイノルドなど。製作ラウール・J・レヴィ。

ストーリー

音楽学校に行っている妹アニー(マリー・ジョゼ・ナット)とともにパリに出たドミニク・マルソー(ブリジット・バルドー)は放縦な生活を続けた。ある日訪れた妹の学友ジルベール(サミー・フレー)に会ってドミニクは音楽指揮者をめざして勉強している彼にひかれた。彼にとってもドミニクは強烈な魅力的存在だった。妹とけんかして部屋を出たドミニクは美容学校通学もやめて、前の恋人ミシェルと別れ女友達デイジーの部屋に同居した。ジルベールが言いよったがドミニクは彼を許さなかった。そしてさんざんじらした後、彼のものになった。が、ジルベールは利己的な男であった。自分の仕事と将来のことを考え、ドミニクの身体は自分のものにしたが何も彼女には与えようとしなかった。新しい空気をもとめて彼女は彼のもとを出た。ドミニクは酒場スプートニクで働き、その経営者ルドウィクと知りあった。ある夜ジルベールはドミニクの帰途を待ちうけ、悪態の限りをつくした。それが契機となってドミニクはルドウィクに身を任せた。ドミニクの父が死に、ジルベールは彼女の妹のアニーと婚約した。そうなってみるとドミニクは自分が心からジルベールを愛しているのを知った。彼女は再び彼を誘惑して一夜を共にした。けれども彼は夜が明けると去っていった。彼とアニーが結婚する日、彼の眼前で自殺するつもりだった彼女は拳銃をもって彼の家に行き、思わず彼を射殺した。ガス自殺を企てたドミニクは危うく救われ、裁判にかけられた。そしてある夜、看守のすきをうかがって彼女は鏡の破片で動脈を切り、自殺をとげた。遺書には、「私は悪い女でした。その私が愛したのは唯一人、ジルベールだけでした。ただ私たちは時を同じくして愛し合えなかった」とあった。...

作品データ

原題 La Verite
製作年 1960年
製作国 フランス
配給 コロムビア

提供:株式会社キネマ旬報社

受賞歴

第33回 アカデミー賞(1961年)

ノミネート
外国語映画賞  

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