ジュビリー

劇場公開日:

解説

イギリスのエリザベス一世が魔術師によって送り出された未来の旅の模様を描く。「ジュビリー」とはカトリックにおける50年ごとの聖年をさし、一般的には50年祭、祝典などの意味を持つ。監督は脚本も兼ねる「カラヴァッジオ」のデレク・ジャーマン。製作はハワード・マリンと共同脚本も兼ねているジェームズ・ウォーリー、撮影はピーター・ミドルトンが担当。出演はジェニー・ラナカー、ジョーダンほか。

1978年製作/イギリス
原題:Jubilee
配給:チャンネル・コミュニケーションズ
劇場公開日:1987年12月12日

ストーリー

1587年の冬のイギリス。偉大な魔術師であり錬金術学者でもあるジョン・ディー博土(リチャード・オブライエン)の家に招かれたエリザベス女王(ジェニー・ラナカー)はその晩、未来のすべてを見る旅に出発した。道案内のエンジェル・アリエル(イアン・チャールソン)は大きな雷鳴と共に姿を現わし、暗黒にみちた見知らぬ世界へと女王を連れていく。辿り着いた未来のロンドンは堕落と荒廃の街と化していた。そして混乱と無法を愛するボルジア・ギンツ(オーランド)という男が、金の力ですべてを支配しているのだった。この街デッドフォードで、エリザベス女王の再生であるバッド(ジェニー・ラナカー二役)は自分で自分を女王の座につかせて上機嫌。エミール・ニトライト(ジョーダン)は、女ギャング団のリーダーをつとめていた。3人のメンバーは、売れっ子シンガーのアミナ、放火狂のマッド(トーヤ・ウィルコックス)、そして色情狂のクラブス(リトル・ネル)だった。ボルジアから、ユーロビジョン・ソング・コンテストの英国代表として選ばれたエミールは、売れっ子スターの道を順調に歩み、彼女の“ルール・ブリタニア”でのエレクトリックなパフォーマンスはセンセーションを巻き起こしていた。そんな優勝間違いなしの彼女を邪魔する者がいた。パンクスターのラウンジ・リザートだ。怒った4人はラウンジを消すために殺人トリップを計画する。ラウンジが歌っている最中、4人は彼に飛びかかり、使命を果たした。

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