劇場公開日 1998年4月25日

「豪華な俳優陣!」ジャッキー・ブラウン オレさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0豪華な俳優陣!

2016年3月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

ヘイトフルエイトが期待以上にツボだったのでもういっちょタランティーノ作品を鑑賞。
ムダに順番通りに見たがる性分なので今回は3作目のこちらの作品。

相変わらずOPがいい。ただジャッキーブラウンが空港を歩いているだけなのにBGMがグルーヴィーでかっこいい!しかし長い!フル尺で歩く!笑

そして銃の密売人のオデールことサミュエル叔父貴とその相棒のルイスことデニーロが冒頭から並んで映っている。素晴らしい笑。そんで銃についての無駄話笑。デニーロ全然興味なさそう笑。
その2人を挙げようとジャッキーに近寄るFBI役にマイケルキートンと好みの俳優が盛りだくさんでキャストに関しては最高笑。クリスタッカーが秒で死んだのはちょっと残念だったけど。

ストーリーとしてはオデールの金の運び屋をしていたジャッキーが麻薬の所持でFBIのレイらに逮捕されてしまうことから始まる。しかし釈放と職場復帰を条件にオデールたちをハメる計画を持ち出されたジャッキーは途中で親しくなったマックスとともに人生をかけた大勝負に出る!
といったもの。

1番面白かったのはデニーロのポンコツ扱い。出所したばかりで勘が鈍っているというあいまいな理由により、サミュエルには怒られ、2回りくらい年下のメラニーと関係を持つものの、バカにされ続け、イラっとしたのか考えなしに殺すなど切れ味ゼロのキャラクターに笑。それはそれで愛されるのが彼のすごいところ。

今回もサミュエル叔父貴はキレッキレでもうファッキンファッキンしまくり。キレたときの何するかわかんない感じめっちゃ怖いのと後半の髪下ろした姿がどう見ても落ち武者にしか見えなくて笑えた笑。

役者の演技は楽しめたけど長いってのもあって後半ちょっとなにやってるのかわからなくなってしまった。。確かにオトナの魅力溢れた感のある作品には仕上がっている。個人的にはジャッキーがもっと切れ者でFBIもオデールたちも騙して、マックスとともにどこか遠い所へ逃亡しちゃう的なラストを期待してた。結果(マックスを除いて)そうなったわけだけどその過程をもっと面白く見せてくれるとよかったかなぁ。良くも悪くもそこはタランティーノ映画それもそれで魅力の一つ。
次はいよいよキルビル?観たことないから楽しみ。

オレ