地獄の片道切符

劇場公開日:

解説

呪われた寝台車にまつわる奇怪な事件を描いたスプラッター・ホラー。製作・監督はダグラス・カーティス。脚本はグレッグ・オニール、撮影はデイヴィッド・ルイス、音楽はレイ・コルコードがそれぞれ担当。主演は「狼男アメリカン」「ホットドッグ」のデイヴィッド・ノートン。共演は「インナー・スペース」『ボディ・スナッチャー 恐怖の街』(V)のケヴィン・マッカーシー、「13日の金曜日 完結編」「アメリカン忍者」のジュディー・アロンソンほか。「ZONBIO 死霊のしたたり」「エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃」「13日の金曜日 PART7 新しい恐怖」のSFXマン、ジョン・ビュークラーが悪霊に扮している。

1990年製作/アメリカ
原題:The Sleeping Car
配給:アルバトロス
劇場公開日:1994年7月1日

ストーリー

街の外れに列車の寝台車部を利用した、一風変わったアパートがあった。傲慢な妻と別居したジェイソン(デイヴィッド・ノートン)は、この物件にひかれて引っ越す。大学に再入学した彼の新しい生活が始まったが、人間関係は好転せず、妻には相変わらず愚弄される。やがて彼の憎悪の感情が、アパートに棲みつく悪霊「ミスター」を呼び起こしてしまう。悪霊は、彼の周囲の人間を次々に襲い始める。ジェイソンは祈祷師のヴィンセント(ケヴィン・マッカーシー)と共に、悪霊に立ち向かう。夫人の話によるとミスターはかつて、鉄道を誰よりも愛していた機関士だったが、10年前、助手の不注意で大事故を起こして以来、人間がすっかり変わってしまったという。夫人は亡き夫を少しも愛していないようだった。ついにミスターの怨念が実体化した時、実は夫人が夫であるミスターを殺したていたことが判明。ヴィンセントはジェイソンに、「君が悪霊を呼び覚ました。憎むのではなく、相手を許せ」と言う。ジェイソンが許し、受け入れると、ミスターは消えていった。忌まわしい場所を後にしたジェイソンの生活はまた新しいものに。だが、本当にミスターは消えたのだろうか。

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