幸福(しあわせ)

劇場公開日:

幸福(しあわせ)

解説

ヌーベルバーグを代表する女性監督アニエス・バルダの代表作のひとつで、幸福を求める平凡な夫婦に訪れる皮肉な運命を描いた人間ドラマ。フランソワは美しい妻テレーズや可愛い子どもたちに囲まれ、平穏で幸せな毎日を送っていた。ある日、近くの町へ出かけたフランソワは、郵便局で働く女性エミリーと出会い、恋に落ちてしまう。その一方で、フランソワは妻テレーズのことも心から愛していた。ある日、家族を連れてピクニックに出かけたフランソワは、テレーズに不倫の事実を打ち明けるが……。1965年ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。

1965年製作/80分/フランス
原題:Le Bonheur
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2017年7月22日

その他の公開日:1966年6月4日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

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映画レビュー

3.5幸福(しあわせ)とは常に刹那的。

2023年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

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レント

3.0【今作のストーリー展開は”ジュテーム”の国、仏蘭西では、受け入れられるのであろうか。幸福の隣にある陥穽を描いたと思われる作品。】

2023年3月7日
PCから投稿

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

2.060年代のフィルムによる鮮やかな色彩、軽やかなモーツァルトは最高だが…

2022年9月5日
スマートフォンから投稿

『5時から7時までのクレオ』を撮ったヴァルダが幸福をテーマに何を撮っていたのか?気になっていたのだが…
う〜ん… なんとも浮世離れな話…
これがフランスの恋愛至上主義の行く末?
愛に選択などは無く、どちらかを選んで決めることなどできない?

主人公のお相手の女優二人とも良かったけど、主人公の方がイマイチ。
ジャン・ルイ・トランティニャンあたりが演じていれば、もっと複雑で味わい深くなったか?
あるいは、そういった複雑な心理描写を敢えて潔く排除したかったのか…

印象派へのオマージュのような色彩映像は本当に素晴らしかったが、妻への罪悪感が全く表情に現れて来ない主人公の淡々とした佇まいが、あまりに浮世離れし過ぎていて…
なんともポカ〜ンとした味わいのまま終わってしまう映画だった。

尚、あの夫婦は実生活でも本当の夫婦らしく、あの可愛い子供達も実際に彼らの子供らしい。
ゆえに只々フィルムで撮るだけで、あの不思議なまでに自然な真実味が現出されていたようだ。

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osmt

4.0感傷は時間の無駄なのか

2022年7月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

萌える

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みきねこ
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